3月8日(金)の午後から、卒業制作を行いました。
昨年度の6年生が遊具のペンキをきれいに塗り直してくれたことを受けて、今年度も遊具のペンキ塗りをしよう!ということになり、「鉄棒」「逆上がり台」「のぼり棒」の3つの遊具のペンキ塗りをしました。
どのような色にするのか。デザイン案から子どもたちに考えてもらい、
鉄棒…ポッキーをモチーフにしたデザイン
逆上がり台…ピアノをモチーフにしたデザイン
のぼり棒…虹色をグラデーションで表現したデザイン
に決定しました。
筆と絵具を使って着色するのは、小学校生活でたくさん経験したことですが、刷毛とペンキを使っての着色は初めて、という人もたくさんいました。しかし、さすが6年生。みんなすぐにコツをつかみ、丁寧にムラなく塗ろうと励んでいました。
自分の担当場所の作業が終わっても、「先生、他に手伝うところはないですか?」とたくさんの人が聞きに来て、積極的に足りないところを補おうとしている姿が光っていました。
風にあおられたり、刷毛の先から零れ落ちたり。いろんな原因でペンキが飛び、着ていたレインコートだけでなく、顔や髪、ズボンまでもキャンバスになっている人もたくさんいました。
しかし、子どもたちの顔は笑顔満点。なかなかできない体験に、みんなで笑い合いながら楽しく活動を続けました。
卒業制作で塗ったペンキは、この先長い時間残り続けます。6年生が北小学校で過ごしてきた時間や思い出もまた、私たちの心に長い時間残り続けます。あと1週間で卒業する6年生が、いつかまた再び北小学校を訪れたとき、この卒業制作を目にして楽しい日々を思い出してくれれば、幸いです。