厳美渓
先週の木曜日から、2泊3日のツアーで東北へ行って来た。
早朝、5時前に家を出て、20数年ぶりに飛行機に乗り、伊丹から仙台空港へ。
五能線・白神山地青池・八幡平と「不老ふ死温泉」「乳頭温泉」秘湯の旅と言うツアーだった。
1日目は厳美渓で紅葉を見て、八幡平山頂・アスピーテラインをバスで登った。
バス走行距離310km。
安比温泉で泊まるが、到着時間が遅かったせいで、風呂は後になり、すぐバイキングの夕食だった。
早朝の出発、久しぶりの飛行機で少し緊張し、バスに長時間乗って、ぐったりしていた。
2日目は、黄金崎の不老ふ死温泉に行ったのだが、温泉は海辺にあり、カンカン照りのお天気で、気が乗らなくてパスした。
その温泉に入るには、まず、ホテルの内風呂で体を洗い、出て来たらまた、茶色い水を落とすために内風呂に入らなくてはならないということであった。
う~ん、めんどくさ!
ダンナとそのあたりを散歩してやり過ごした。
何だか真夏のように暑い日で、入った人は皆、バスに戻っても暑い暑いと言っていた。
せっかくの秘湯巡りだったのだが……
これは青池、確かにすごく青い!
その日はそれから白神山地の十二湖の青池を見に行ったが、本当に濃い青色で驚いた。
でも、小さな池だったし、他の池の方がもっと紅葉もきれいで素敵だと思った!
この池は鶏頭場池と言うのだが、こちらの方がきれいだった!
その後、JR五能線に乗った。
海と山が線路の両側にある。
野生のおさるを3匹ほど見た。
家の屋根の上とか木の上とか田圃の中に気楽そうに座っていて、茶色いもふもふの毛皮だった。
可愛いけど……しかし、猿害と言うのがやはりあるんだろうなと思った。
その日は田沢湖高原温泉で泊まる。
2日目のバス走行距離はなんと380kmだって。
3日目、やっと秘湯の湯に入った。
乳頭温泉郷・鶴の湯。
泊まったホテルからバスで15分ほどのところで山の中だった。
乳白色の湯がすてき!
紅葉も素晴らしくて、山の空気の中で大きな露天風呂に入るのはいいだろうなあと思ったけれど、やめておいた。
混浴に入るのは、やはりためらわれた。
小さいけれど女性用の露天風呂もあったので、そこに入った。
ダンナはツアーの男性陣と混浴に入ったらしいが、さすがに、女の人は1人もいなかったそうだ。
今回の旅は家を出る時と帰って来た時は雨だった。
それが不思議に、台風が近づいていて、お天気は悪いはずなのに、行く先々で晴れていた。
夜は雨でも朝になると日が照って来て……
なんて、ラッキーな旅だったのかと思う。
もう1日、遅かったら、22日は、このあたりは台風の真っ最中で、飛行機は欠航になり、帰ってくることはできなかった。
木莉
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