ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

冬休み最終日

2017-01-09 17:00:00 | 赤・朱の花

ヒガンバナ(彼岸花)である(9/26撮影)。
昨秋はなかなかヒガンバナのいい写真が撮れなかった。
毎年のことながら、被写体としては非常に難しい花だと思う。
以前、テレビで植物絵本を描く人の番組をしていた。
この方も毎年、ヒガンバナをスケッチするが、満足のいくものは早々描けないと言っていた。
何となく言わんとしていることが分かる。
今年の秋もまた、何枚も写真を撮るのだろう。
でも、大半はゴミ箱行き(消去)される運命なのは間違いないな。


昨夜から風雨が強まり、暴風警報も発令された。
朝になっても風は強く、ガラス戸に雨が叩きつける音も聞こえてきていた。
休みの最終日だし、特にすることもなかったので、ぬくぬく布団の中で朝寝。
でも、廊下をバタバタ歩く義父の足音がやかましく、二度寝には至らなかった。

義父が珍しく早朝から起きだしていたのは、今日が水祝儀のせいであった。
地区に昔から伝わる伝統行事で、昨年、地区で結婚した男性に、水をぶっかけて祝うといったもの。
いなかった場合は、地区の女性と結婚した男性にお声がかかるらしい。

暖冬で穏やかな日に当たればともかく、今日のような寒くて風の強い日だと最悪。
それに付き合う役員も大変だというが、水をかけられる方に比べりゃ楽なもんだろう。
それ以前に、もしそれで心臓発作でも起こして死んだ場合、責任は誰がとるのかと、毎年思う。
前に一度、義父に聞いてみたが、過去に死人は出ていないから問題ないと言われた。

自分が対象になっていた時は、ばっくれて洗礼を受けていない義父。
他人のことはどうでもいいらしい。
ちなみにだんなも、水祝儀が受けていない。
住んでいたのが埼玉だったという理由もあるが、本人はハナからやるつもりはなかったようだし。
息子も冗談じゃないと、今から拒絶している。


冬休みもとうとう最終日。
娘はどうにかドリルを終わらせたが、息子はまだ先は遠そうだ。
明日は休み中に出た課題の確認テストがあるはずなんだが、もう結果は見えたようなものだわね。


こちら、昨日、行った林道での写真。
2本目だったか、道端に点々とフレコンバッグが。

おそらく、林道沿いの除染で出た土砂や葉っぱなどが入っているものと思われる。
これには160002205と記載があるが、進むにつれて、2204、2203と記された数が減っていく。

集落の手前の空き地には、これが大量に並べて置いてある場所もあった。
人の少ない山奥では、まだまだこんな物が沢山ある、福島の現実である。

ところで、その道沿いで、こんなのも見かけた。

通行止め看板にKTMのオレンジテープ。
一昨年のDOAの置き土産である。
当時、大雨の影響で道がかなり荒れていたそうで、注意喚起のために巻いたとだんなが言っていた。
おそらく、これ以外にも何かしら書いた紙でも貼ってあったのかもしれない。
外さなくていいのかと聞いたら、その後も人が入っているのに取らないんだからいいでしょ、とのこと。

車で走っていても、キャーッとなるような道を、大型オフでよくも爆走するもんだわ。
既に今年も10月に開催が決定されているのだけど、またお手伝いに借り出されるに違いない。
コメント