ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

産業祭へ

2008-11-01 16:46:01 | 白い花
11月最初の日は、風がちょっと強かったものの、青空広がるいい天気で始まった。
神無月が終わって、神様たちも各々の場所に戻ってきたのかな。
11月は霜月という日本古来の呼び名の他に、神還月(かみかえりづき)なんて呼び名もあるそうだ。
10月の神無月に対する言葉なのだろうけど、日本語は楽しいなあ。

朝は布団の中でぬくぬくしているのが心地よく、できればごろごろしていたかったのだが、6時を過ぎると娘が目を覚ます。
おっぱいを含ませると、そのまままた眠ることもあるのだけど、今日は駄目だった。
あ~あ、休みの時に限って、何でこうなのかなあ。

朝食後はトイレ掃除。マットの交換をして洗濯機へ。
いつもは猫がうろつく居間と台所だけの掃除機かけも、今日は他の部屋までかける。
とにもかくにも砂がひどい。スリッパを履いていても、感触で分かるほどだ。

それと、大黒猫は図体だけでなく足の裏も大きく、肉球の合間に庭の玉砂利を挟み込んで戻ってくることもある。
こんなの挟んで何とも感じないのだろうか?なんて思いながら、外に投げ捨てている。

これからの季節は草の種をたくさんつけて帰ってくる。
それも、付けたまんまで平気で寝ているんだから、鈍感というか無頓着というか。
それとも大物と言った方がいいのだろうか??

家事が一段落ついたあとは、産業祭に足を運んだ。
今年は会場そばの駐車場は一般は使用不可だったようで、近くのヨーカドーの駐車場に停めて歩いていく。

昨年以上に出店が増えていたが、昼時だったこともあって、まずは食べ物の店を回る。
お腹を満たしたあとは、植木市や産業ブースを見て回った。

植木市はどこのお店も売られている植物は似たり寄ったり。
黄色いオキザリス、色とりどりの小菊、パンジーやビオラ。
山野草ではダイモンジソウが、きれいな大の字の花を咲かせていた。
果樹苗だと実がついているものもあって、購買意欲がそそられる。

惹かれるものは多々あったものの、植え付ける場所を考えると諦めざるを得ない。
山野草などは「庭に植えてもすぐに枯れる」の義父の一言で、植えるのも難しい。
そういいながら、自分は山から掘返してきたものを、あちこちに植えているんだけどね...。

娘はベビーカーから降りようとせず、産業ブースでもらったポップコーンを夢中で食べていた。
息子はくじをひいたり、舞台のイベントのけん玉の技に見惚れていた。
参加型イベントもあったけれど、時間がかかるのでそれは諦めたが、それぞれに楽しめたお祭りの日であった。


写真はダイモンジソウ(大文字草)
ユキノシタ科の植物で、谷川の流水際の岩屋湿った岸壁などで、今頃の季節まで花を咲かせている。
花の形が「大」の字に似ているのでこの名がある。
これは、栽培されているのを撮影したもの。野生のものはまだ見たことがない。

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