218759 「亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(雑誌・フリー等の記者)」より~亀井氏の注目発言②
猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/11/02 AM08
218757の続きです。
『亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(雑誌・フリー等の記者)(平成21年10月27日(火)10:59~11:45 場所:金融庁大臣室)』(金融庁)リンクより転載します。(亀井氏の注目発言部分のみ抜粋。全文必読)
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しかし、切るだけでは駄目なのです。切った返す刀で、未来をつくっていく、そういうつくる姿を、この政権は今から、国会会期が始まったら見せなければ駄目だということを、閣議でも「そうだ、そうだ」と言っていたけれども。フランス革命でギロチンにかけてスパーンとやったら、貴婦人が赤いワインを開けて「乾杯」でしょう。それは、そういう切ることによって快感を得るということにはなるかもしれないですよ。だけれども、それだけで済むことではないのです。やはり、「宴の後の虚しさ」みたいなものが、そういう後に襲ってこないように、未来に向けてスクラップではなくビルドを思い切ってやっていかなければならない。それは、自公的なビルドではなくて、無駄のない、本当の意味で国民のため、それから一人一人のために、ちゃんとした、そうしたビルドや内需をつくっていくという、目に見える形でやらないと、こういう今の状況ではマスコミが報道しないから。では、どういう社会を構築していこうとしているのか、自分たちの生活はどうなっていくのかというものを、そういう面をきちんと具体的な政策、予算で、政策というのはやはり予算ですから、それをやはり今から、補正予算、来年度予算で見せていかなければいけないと思います。今日、そのこともちょっと付言しておきましたけれども、この政権の今からの課題はそれですね。
私は30年いるけれども、マスコミは従来、縮小予算を組んだら拍手喝采しますよ。どの予算も、今まで見ていると全部そうです。積極予算は、そんなにマスコミに拍手喝采されないですね。これは、大蔵省にコントロールされているのです。「入るをもって出ずるを制する」、総量予算、財政赤字を少しでもつくらないという予算をつくれば良い予算だと。その結果、日本の将来がおかしくなったって関係ない。主計局長は任期が1年だから。財務当局は中・長期で見ていないのです。私は、ずっと長い付き合いだけれども、(彼らは)別に優秀なアナリストでもなければ何でもないのです。私はかわいがっているのだけれども、財務省の役人は、ある意味では「切り屋」なのです。財務省には、未来をつくるという力がないのです。それは、内需が順調にどんどん出ているときはそれで良いのだけれども、そうではないときには、私は別にケインジアンでも何でもないけれども、国の役割ということをやはり無視してはいけないときに、「入るをもって出ずるを制する」、そんなことをやったら景気が悪くなる。だんだん縮小予算しか組めなくなるわけでしょう。そうしたら、国債を発行せざるを得ないような悪循環になっていくのです。それを正すと言っているわけです。
それを、今のマスコミというのは、これは財研(記者クラブ)がそうです、本当に。私は記者会見でも言っています。財研はそれ(財務省)にコントロールされています。大本営発表のあれにコントロールされて、そういう感覚でしか予算を見ないし、経済を語れないのです。それを国民が見て、それで自分たちを不幸な方向に連れていっている予算であっても、拍手喝采してしまうのですね。そういうことから抜け出さなければ駄目です。私は、今もだいぶ言ったのだけれども、そういう、あなた方はそうではないだろうけれども、やはり今の時代は大変ですね。
~後略~
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猛獣王S ( 30代 営業 ) 09/11/02 AM08
218757の続きです。
『亀井内閣府特命担当大臣閣議後記者会見の概要(雑誌・フリー等の記者)(平成21年10月27日(火)10:59~11:45 場所:金融庁大臣室)』(金融庁)リンクより転載します。(亀井氏の注目発言部分のみ抜粋。全文必読)
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しかし、切るだけでは駄目なのです。切った返す刀で、未来をつくっていく、そういうつくる姿を、この政権は今から、国会会期が始まったら見せなければ駄目だということを、閣議でも「そうだ、そうだ」と言っていたけれども。フランス革命でギロチンにかけてスパーンとやったら、貴婦人が赤いワインを開けて「乾杯」でしょう。それは、そういう切ることによって快感を得るということにはなるかもしれないですよ。だけれども、それだけで済むことではないのです。やはり、「宴の後の虚しさ」みたいなものが、そういう後に襲ってこないように、未来に向けてスクラップではなくビルドを思い切ってやっていかなければならない。それは、自公的なビルドではなくて、無駄のない、本当の意味で国民のため、それから一人一人のために、ちゃんとした、そうしたビルドや内需をつくっていくという、目に見える形でやらないと、こういう今の状況ではマスコミが報道しないから。では、どういう社会を構築していこうとしているのか、自分たちの生活はどうなっていくのかというものを、そういう面をきちんと具体的な政策、予算で、政策というのはやはり予算ですから、それをやはり今から、補正予算、来年度予算で見せていかなければいけないと思います。今日、そのこともちょっと付言しておきましたけれども、この政権の今からの課題はそれですね。
私は30年いるけれども、マスコミは従来、縮小予算を組んだら拍手喝采しますよ。どの予算も、今まで見ていると全部そうです。積極予算は、そんなにマスコミに拍手喝采されないですね。これは、大蔵省にコントロールされているのです。「入るをもって出ずるを制する」、総量予算、財政赤字を少しでもつくらないという予算をつくれば良い予算だと。その結果、日本の将来がおかしくなったって関係ない。主計局長は任期が1年だから。財務当局は中・長期で見ていないのです。私は、ずっと長い付き合いだけれども、(彼らは)別に優秀なアナリストでもなければ何でもないのです。私はかわいがっているのだけれども、財務省の役人は、ある意味では「切り屋」なのです。財務省には、未来をつくるという力がないのです。それは、内需が順調にどんどん出ているときはそれで良いのだけれども、そうではないときには、私は別にケインジアンでも何でもないけれども、国の役割ということをやはり無視してはいけないときに、「入るをもって出ずるを制する」、そんなことをやったら景気が悪くなる。だんだん縮小予算しか組めなくなるわけでしょう。そうしたら、国債を発行せざるを得ないような悪循環になっていくのです。それを正すと言っているわけです。
それを、今のマスコミというのは、これは財研(記者クラブ)がそうです、本当に。私は記者会見でも言っています。財研はそれ(財務省)にコントロールされています。大本営発表のあれにコントロールされて、そういう感覚でしか予算を見ないし、経済を語れないのです。それを国民が見て、それで自分たちを不幸な方向に連れていっている予算であっても、拍手喝采してしまうのですね。そういうことから抜け出さなければ駄目です。私は、今もだいぶ言ったのだけれども、そういう、あなた方はそうではないだろうけれども、やはり今の時代は大変ですね。
~後略~
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