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日曜日の日帰り旅は、備中松山城に行った後、高梁市に降りてきました。
通りは、石火矢町ふるさと村。
武家の町として格式ある門構えが続いています。
そして、武家屋敷の見学です。
入り口から靴を脱いで座敷の奥に行くと、お辞儀をした人形がいて、穂とどの人が、ここで、あぁ!とかうわぁ!とか驚きの声をあげます。
その奥に行くと、家族の団欒でしょうか。
三人家族ですが、きちっとすわって行儀よく過ごしています。
武家屋敷を見て歩いて、何がいいかというと、日本人にはやはり畳の部屋が落ち着きますね。
それを再認識しました。
こんな鎧もありました。
通りに出て、すぐ近くにあるもう一軒の屋敷を訪ねます。
旧埴原家住宅です。
江戸時代中期から後期にかけて150石撮りで番頭役を務めた武士の家です。
広いですし、何より今の季節に涼しさを感じます。
こういう畳の部屋から庭を眺めてのんびりした暮らしがいいですね。
いつの間にか日本の家は狭く区切ったコンクリートの洋式が増えたようですが、
自然の多いところで、和風の建築の部屋へ行く場所を持っているといいですね。
うちもこのようにものをなくして掃除しようと思いました。
こんな感じの説明がありましたが、この町で感じたのは、勇ましい感じではなく、穏やかに町の人が暮らすというイメージがあります。
続いて、行ったのが頼久寺です。
車を止めたまま歩いていける距離にあります。お寺。
こちらは庭園が素晴らしいのです。
足立美術館の小さめの庭という感じで思ってもらうといいです。さっそく入ってみましょう。
天気がよすぎて、明るさの差があったため写真がうまく自然の色を出せていません。
まあ美しいと座敷に座ってしばらく眺めていました。
今の季節の緑は格別ですね。
それに、空が青々として、今日来てよかったという天気でした。
観光の人は多すぎず少なすぎず。
というのは、全く人も来ないところに来てしまったということもなく、見ているものは人が前を横切って落ち着かないということもなく、
座ってみると庭は独り占めもできて、感動している他の観光の方の様子も見えてといういい感じなのです。
このちょうどいいのが落ち着ける旅に最適の場所でした。