幸せの雲と整体師  

呉市広の整体院 木村です。
(腰痛、肩こり、生理痛、不妊症など)
とびしま街道やランチなどの日記です

歩き方のコツ

2006-09-26 20:09:28 | 整体
歩き方についていろいろと試しています。
ナンバ歩きというのが一時ブームになりました。

「蹴らない」「うねらない」が基本です。

もともと日本人が今の歩き方になったのは明治といわれています。
軍隊を作る時に西洋式の動きを取り入れて訓練した
結果のようです。

その前はどうだったかというと、腕はあまり降っていなかった
野ではないかといわれています。着物がはだけないという利点と
体が疲れないという自然な動きからだと思われます。

それがナンバ歩きなのですが、右足を出したときに右手を出す
と伝わっている感じもありますが、もっと体の奥深いところで
動きをいれていて右腕を出すというより右半身で
重心移動をしていたようです。

試してみて慣れてくると、これがなかなか体が軽く感じられて
心地よいです。
幕末の志士が西日本を歩き回ったとしてこのような使い方
をしていたために疲れが少なく一日200キロほど移動したと
思われるのです。



まっすぐ立った姿勢。この時、足の裏には全体に体重が
乗っている感じにします。(蹴らないということです)
臍下丹田(下腹の中心部あたり)に重心を感じて
股関節も力を抜いておきます。

そこから重心を前に移動することにより体が前に倒れます。



重心が足の裏の中央からつま先を越える時に倒れそうになるために
出す足。これを次から次へと繰り返すのです。

写真ではちょっと大げさな角度に倒れていますが、
ほどよく体が一番軽く、足もけっていない前傾角度が
見つかります。
これだと歩いても疲れにくく、走りにも生かせるはずです。

実は、高校生球児とプロ野球選手、見ていて何が違うかというと
走り方です。
ヤクルトのセンター青木が守備交代で帰ってくるときは
まさしくこのような足の運びをしているのです。
余分な力がかかっていません。

ジャンプしながら宙に浮くような走りは直したほうが効率的に
体が使えます。是非、歩きから工夫しましょう。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする