幸福論

途中でやめていた本を最初から一気によみました。

格闘家、須藤元気の「幸福論」です。
四国八十八箇所をまわった時の思いを綴っています。
２月に１番から７番までまわったのと何箇所かいったことがある
お寺も出てきて思い浮かびました。

先週、テレビ番組のオーラの泉に出ていましたね。

穏やかな芸術的センスを感じさせる人です。

四国をまわる間、「ありがとう」を繰り返し言い続け、
そうしているといつか現実にありがとうといえる時に遭遇するだろうと
言っています。

幸福については、
アランの幸福論を引用し、
「幸福だから楽しいのではなく、楽しいから幸福なのだ」
とまとめています。

共感します。楽しいことの積み重ねこそ大切な気がします。

苦しいけれどがんばっていればいつか成功が生まれる。
あの苦しさがあったから今の喜びが大きいのだという考えもありますが、
苦労を美徳とするのはどうもしっくりきません。

挑戦している自分が楽しめていなければ、結果は生まれないと思います。

よい言葉を続けることで、呼び込むという点で、
これは、ストレートな表現をしているもんだと思ったものを見つけました。

いつものように山を歩いてみました。



この畑のずっと奥に登っていって、段々畑の終わりに
こんな石碑がありました。山越えの遊歩道になっている途中です。



盆踊りに夜通し繰り返されるハヤシ
「愛とせん　へんや　愛とせん」

繰り返していれば何かが生まれるかもしれません。