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月刊 きのこ人

【ゲッカン・キノコビト】キノコ栽培しながらキノコ撮影を趣味とする、きのこ人のキノコな日常

新解さん 追伸

2010-05-24 23:37:28 | キノコ本
しめじ〔湿地または占地の意という〕山林に群がって生える小型のキノコ。灰色で、柄は下部が太くて白い。食用。〔マツタケ科〕「千本―」 かぞえ方 一株

マツタケ科?一体いつの分類群なんだか(今はキシメジ科)。ホンシメジのことを指していると思うんだけど、ホンシメジって小型だったっけ。

ちなみに、広い意味での「シメジ」はいろんなキノコの名前につけられているけど、あんまり法則性はないような。多少の例外をのぞけば「地上に生える、標準的な形のキノコにつけたくなる名前」ってところか。

多少の例外……ブナシメジ  よりによってお前かブナピー。木に生える。
          ニオイオオタマシメジ  ハラタケ科ではこいつだけ。形も標準には遠すぎ

……ついでに他のキノコも調べてみた。

まつたけ【松茸】秋、主として赤松の林に生えるキノコ。かさの上面は濃い茶色で独特の香気がある。キノコの代表として珍重される。〔マツタケ科〕〔愛知・岐阜、近畿・四国の方言では「まったけ」、雅語形では「まつだけ」〕 かぞえ方 一本

しいたけ【椎茸】シイ・クヌギなどの枯れ木に生え、また盛んに栽培されるキノコ。柄が短く、かさは黒茶色。食用。だしを取るのにも使う。〔マツタケ科〕 かぞえ方 一枚

えのきだけ【榎茸】エノキ・ヤナギなどの幹に生え、また栽培もされるキノコ。かさは黄茶色で、柄は細い。食用。えのきたけ。〔マツタケ科〕 かぞえ方 小売の単位は一把・一束

なめこ〔「滑子」の意〕ブナなどの枯木に生え、また栽培もされるキノコ。色は茶色で、ぬらぬらしている。食用。〔マツタケ科〕「―椀・―おろし」

……やっぱ全部マツタケ科になってる。ナメコはモエギタケ科だから全然グループ違うし……でも他の記述は、かなりマトモ。当たり前か。ぬらぬら……

さて問題。このなかでこの国語辞典に記載されていないものが二つある。どれとどれ?
①はつたけ
②トリュフ
③とうちゅうかそう
④しょうろ
⑤まいたけ

答えは後日。