サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

hide忌日

2006年05月02日 | インドア歳時記
5月2日は「hide忌日」。1998年、XーJAPANのギタリスト、ヴィジュアルロックの代名詞であったhideの33歳の惜しまれる死。

前日まで、元気だったhideが、ホテルのドアノブにタオルで首を締め付けた状態で発見され、警察は、即座に「自殺」と断定した。関係者からは、hideの言動や行動から自殺はありえないと、警察発表には懐疑的である。

ともあれ、急死したhideを慕う人たちが、通夜と告別式に集合した。築地本願寺。YOSHIKIの歌で送られた。献花は2万人、その日、銀座周辺の花屋から、花がなくなった。葬儀に駆けつけたのは、5万人とも10万人ともいわれる。

もちろん、美空ひばりも石原裕次郎も、凌ぐ数である。おそらく、日本の芸能史上、最大の葬儀であったと思う。

横須賀には2000年~2005年まで、「hide MUSEUM」が開催されたが、現在はない。なにをとち狂ったか、小泉純一郎が嬉々として、X-JAPANのファンであることを公言した。まあ、個人の好みでそれもよし。

X-JAPANで育った子供たちが、20代で、これから多く、家庭を形成していく。世代は音楽とともにある。この世代は、自分の子供たちに、子守唄がわりに、hideの存在、XーJAPANの存在を、語り継いでいくことになる。

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