サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

モディリアーニ忌日

2006年01月24日 | インドア歳時記
1月24日は「モディリアーニ忌日」。1920年、35歳のことである。

先日、アンディ・ガルシアが演じた「モディリアーニ」をDVDで見た。第一次世界大戦後のパリのカフェ。ここに、連日連夜、アーティストが集まるのだが、あるカフェの影響力の中心にいたのが、ピカソとモディリアーニ。芸術的方法論も対極にあったかもしれないこの二人は、お互いの中に、自分に無いものを感じ取っている。

ユダヤの血を引き、生涯アルコールとクスリで破滅的に生きたモディリアーニ。画壇で、名声も富も得たのは、ピカソであったが、ピカソは自分の死の床で、モディリアーニの名前をよび、息絶えたという。

広場にあるロダンの彫刻の前で「ベア・ダンス」に興じるモディリアーニ。また、ゆかりのパリに行きたくなった。

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2 コメント

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心惹かれる (やっちゃん)
2006-01-31 08:13:34
もう中学生になっていたでしょうか、母と初めて美術館に行って、見たのがモディリアー二。

面長の顔の婦人像の写真を買って帰って、飾りましたっけ。

なんとも、物悲しいように見えて、その色が描いた人そのもののように思えて、心惹かれた記憶があります。

ひよこが始めて目に映るものを親と思うように、今でも、名前を聞くと懐かしい気持ちになります。
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やっちゃんさん (kimion20002000)
2006-01-31 08:19:02
幼い頃に、惹かれた絵というのは、ずーと残っているものだと思います。

それにつけても、先生によって違うだろうけど、「美術」の時間を思い出すといまでも腹がたちますね。もっともっと、「絵画」や「彫塑」や、美的表現の伝え方に、いろんなやり方があるだろうに!
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