サーカスな日々

サーカスが好きだ。舞台もそうだが、楽屋裏の真剣な喧騒が好きだ。日常もまたサーカスでありその楽屋裏もまことに興味深い。

エリート不良外人(六本木の高い麻薬度80点)

2008年05月20日 | それでも世界は回る

メリルリンチ証券社員ら10人逮捕=クラブでコカイン所持-警視庁

2008年5月19日(月)14:30
  • 時事通信

 東京・六本木の「クラブ」と呼ばれる飲食店で、コカインを隠し持っていたなどとして、警視庁組織犯罪対策5課などは19日までに、麻薬取締法違反の現行犯などで、メリルリンチ日本証券社員エドワード・ハリー・ジェームズ・ジョーンズ容疑者(29)ら客10人を逮捕した。同容疑者は「ポケットにいつの間にか入っていた」と述べ、容疑を否認しているという。

 調べによると、ジョーンズ容疑者は11日、港区六本木のクラブで、コカイン約2.9グラム(末端価格17万4000円相当)を隠し持っていた。 


もうすっかり六本木などで夜遊びをしなくなったが。
外人バーにしても、ディスコにしても、クラブにしても、外人度50%を超える様なお店のなかでは、ある種の治外法権のように、クスリは利用されてきた。

今回の摘発も、いくつかの意図があるのだろうが、渋谷あたりの少年・少女たちや、水商売の覚せい剤売買と少し異なるのは、エリートビジネスマンが逮捕されていることだ。
法律論は別として、特に金融ディーラーなど、数年もやれば見も心もボロボロになるといわれているようなハードな職場において、コカインなどが常用されたりするのは、小説や映画などでは普通に見かけることである。

一方で脳の活性化を高める「リタリン」などの薬は、副作用などがあるのかどうか知らないが、IT技術者や知識層などを含めて、アメリカでは相当広がっているというレポートを読んだことがある。
ステロイド系のクスリは筋肉増強剤だが、こちらは脳内の増強剤のようなものである。

わざわざ、闇マーケットでリスクをおかしてクスリを入手するよりも、もう少し合法的なクスリの入手で、比較的安全である種の明確なニーズが満たせるのなら、そちらで済ませる人も多いのかもしれない。


 





 






 



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