きまぐれ鳥見んぐ

野鳥たちとの出合いを求めてのきまぐれ鳥見日記

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西川町大井沢・月山’06.6/3

2006年06月03日 | マイフィールド

 今日は、昨年アカショウビンの鳴き声を聞いた大井沢に行くことにした。もちろん、アカショウビン目的だ。朝4時すぎに家を出て、大井沢に着いたのは5時過ぎだった。4時過ぎにはもう明るくなっており、もう少し早く起きればよかったかもしれない。車から出ると、いろいろな鳴き声がする。すでに鳥たちの活動は始まっているようだ。キョロロロロロロ、アカショウビンの声も聞こえる。でも、かなり遠い感じだ。運良くこっちに来てくれればよいが・・・。まずは、湿原を散策。朝露に濡れたタチツボスミレ、時期は過ぎたと思うがまだ咲いているリュウキンカ。ちょっとひんやりするが、朝の散策は気持ちがいい。ピリリ、ピリリと鳴きながらサンショウクイが頭上高く飛んでいった。カルガモが2羽のんびり泳いでいる。クロツグミやノジコの声が聞こえるが遠い。野鳥観察小屋の方に行くと、アカショウビンの声が聞こえてきた。でも、これまた遠い。こっちに来ないかなあ・・・と思いつつ、ちょっと・・・していると、何と、キョッ、キョッ、キョッという声がだんだん大きくなって、こっちに近づいてくる。急いで双眼鏡を取ろうとしたが、時すでに遅く、その声は通り過ぎて、向こうに行ってしまった。くっ~~~!せっかくこっちに飛んできたというのに・・・。姿を見られなかったぁ!くやしい!諦めきれずうろうろしていると、下の沢に下りていく道を発見。車でも下りていける道だった。でも、Uターンできるかわからないので、一応歩いていった。Dscn8489 下に行くと、水量はあまりなく、雑草地帯になっている。アカショウビンの声がした方向を見ると、アカショウビンが止まりそうな木を見つけた。もしあそこに止まってくれれば、何とか撮れそうだ。しかし、ずっと待ったが声が全くしなくなった。時計を見ると、6時。え~っ、6時でもう鳴き声は終わりかよ。やはりあと1時間くらい早く家を出るべきだったか。車に戻って、おにぎり朝食を食べる。Dscn8502 途中、サンショウクイが木のてっぺんに止まったので、急いでカメラをセットした。何とかセーフ。さて、これからどうしようか考えた。せっかくここまで来て、すぐ家に帰るのももったいない。ちょっと不安はあったが、あの「自然博物園」に行くことにした。あれから2週間たつが、ぐ~っと雪解けが進んでいた。自分が落ちたところはすでに雪が消えていた。慎重に雪の上を歩いていった。これほどドキドキしながら雪の上を歩いたことはなく、何だか滑稽な感じだ。すぐ、キビタキの♂♀が出迎えてくれた。でも、忙しく飛び回り、撮らせてもらえなかった。がけの上からクロジのさえずりも聞こえてきた。前回見なかったオオルリもさえずっていたが、これまた撮影拒否。収穫なしかと思ったが、ミソサザイがそれならばと愛想よくしてくれた。Dscn8511 大きな石の下のところに、巣を作っているのか、すでに産卵したのかわからないが、巣を見つけた。緑色のコケや小さな葉っぱで石に張り付くように作られていた。♂が何回か巣に入ったが、♀はどうしているのかわからなかった。卵を産んだとしたら温めているのか、巣作りだとしたら品定めしているのか。いずれにしても、小さな鳥たちの生の営みを観察することができ、「よし、自分もがんばるぞ。」と思った。もちろん、仕事も家庭もです。今日は、どちらかというと「バードウォッチング」よりも「バードリスニング」の半日だった。

【出会った鳥たち・声も】 アカショウビン・ホトトギス・ツツドリ・イカル・クロツグミ・サンショウクイ・モズ・ノジコ・ホオジロ・ヒガラ・ノスリ・オオタカ・カルガモ2羽・キビタキ・オオルリ・クロジ・ミソサザイ・キセキレイ

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