けろっぴぃの日記

最近、政治のことをはじめとして目を覆いたくなるような現状が多々あります。小さな力ですが、意見を発信しようと思います。

石原前都知事は弁慶になるのか?

2012-11-16 10:41:41 | 政治
最近体調が思わしくなく、中々、ブログを思ったようにかけない。変なタイミングでの更新になってしまった。さて、そんなことは横に置いておいて、昨日の石原前都知事と河村名古屋市長との会談での電撃合流には驚いた。橋下市長も正直戸惑いを隠せなかったようだから、石原さんが言葉通り「暴走」しているというのが正しいところだろう。ただ、これが最後と心に決めている石原前都知事だから、何らかの勝算がないのにやっているとは思えない。今日はその辺のシナリオについて探ってみたい。

まず、民主党がどうして駄目になったかの理由は石原前都知事は熟知しているので、その辺を回避することは十分に可能と考えての行動か、それともそんなことは言っていられないという余程の何かがあったかのどちらかだと考えた。

まず先に後者であるとして仮定した場合に考えられるのは、第3極と言われる日本維新の会、みんなの党、太陽の党が選挙後に埋没してしまうシナリオである。つまり、選挙後に自民、公明で過半数を抑えてしまう場合である。この場合、日本維新の会、みんなの党、太陽の党がどの程度の議席を抑えているかにかかわらず、自民、公明で淡々と政権を継続してしまう可能性が考えられる。これでは浮かばれない。しかし、現時点で自民、公明が過半数を抑えるという予想は多分何処もしていないと思う。民主党がダメで支持率が上がらないのは周知のことだが、だからと言って自民党の支持率が高いわけでもない。原発に関しては安全を確認した上で出来るものは再稼働するとも言っているので、たったそれだけでことで失う票も前提としなければならない。だとすると、少なくとも自民、公明を併せて安定した数になるとは思えない、更に言えば、安倍総裁も石原前都知事も憲法改正は必須だと思っているから、衆参両院での2/3以上の協調できる議席は必要であり、そこまでのことを考えて連立(ないしはパーシャル連合でも良い)を組むならば、決っして埋没することは考えにくい。というのも、自民党が選挙後に民主党と組むということは考えにくいからである。幾ら3党合意とは言え、それは連立である必要はなく、これまでも自民、公明は野党でも協調できていたのだから、選挙後に「連立に入れてくれなければ協調しない」ということにはならない。この様に考えると、石原前都知事は過半数を抑えて政権を取り、自民党を連立に従えて天下を取りに行くという気持ちになり、そのためにはせめて減税日本とぐらいは手を組まねば・・・と考えたのかも知れない。しかし、これでは今回は国政には討って出ないと思われる橋下市長が納得するとは思えない。従って、この様な後者のシナリオであれば橋下市長は動かないだろう。

可能性があるのは前者である。つまり、寄せ集め議員を大量に抱えた上で、民主党のような崩壊を起こさせない仕掛けを仕組むというシナリオである。具体的にはこうだろう。選挙に際しては、日本維新の会大連合から公認される候補者には、契約書の中で党の正式な手続きで決定した事項に関しては、必ずこれに従う(従わない場合には、除名を含む処分を受ける)という前提のもとで「(1)少なくとも比例区で選出される議員は、離党(除名を含む)する場合には議員辞職すること。(2)小選挙区選出の場合であっても、選挙後2年以内の離党は議員辞職すること。」を誓約させ、党のマニュフェストに関する踏み絵を踏ませるとともに、純正日本維新の会のメンバが過半数を常に維持できる範囲で第3極の結集、多数派工作を行っているのかも知れない。さらには、その日本維新の会の国会議員団を束ねる際に、橋下総代表を絶対的にサポートするという誓約を文書化して、石原前都知事が橋下代表に提出するということもあるかも知れない。

多分、このぐらいのことがない限り、橋下代表は首を縦に振らないだろうし、ある意味で野合と後ろ指を刺されるリスクも追う。昨日の午後の橋下代表の(冗談という雰囲気を醸し出した上での)投げやりな発言の中には、石原前都知事が「(橋下代表が語る)ビジョンを、俺が実現してやる!少なくとも、その道筋をつけてやる!大阪都構想を実現したら、その後をお前が引き継げ!」と全面的な支援をする確約をし、その為の手段は任せて欲しいと懇願したかの様なものを感じる。実際、その後のテレビに出演した石原前都知事は、「自分が弁慶になって橋下牛若丸を助けて(義経ではなく)頼朝にする」的な発言をしたとも聞く。

実際にどうなのかは、この後の発表を待たねばならないが、どの様な結果でも驚かない覚悟が必要かも知れない。

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1 コメント

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血税の垂れ流し (韓国嫌い)
2012-11-16 13:15:34
ご存知でしたか?

東京都は日本人の血税を、毎年12,000,000円以上も韓国学校に垂れ流しています。
http://www.tokos.ed.jp/

血税を垂れ流しているのに、教科書や教育内容等、全く調べてません!
竹島で日本人44人が殺傷されたのもお構いなし!

大統領が陛下を侮辱してもお構いなし!

平成22年度 12,979,200円
平成23年度 12,736,600円
平成24年度 支払う気満々
平成25年度 予算計上する気満々

お問い合わせ先

東京都生活文化局私学部私学振興課企画振興係
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