以前のヴェネツィア旅行記で、
サンマルコ寺院の起源について書いたことがあります。
その中で、エジプトにあった聖マルコの聖体をアラブ人に見つかることなく運び出すために、豚肉の下に聖体を隠してヴェネツィアに持ち出したというエピソードがありました。
(アラブ圏では豚肉がご法度なので)
それから何百年と経った今、神戸元町の中華街ではこんなことになっているのです。
まさかのアラブと豚肉の共存。
そう、まるで、異文化同士が絶妙なバランスを保ちながら平和を保っていたパクスロマーナのよう。
平和っていうのはこういうことを言うのかもしれませんね。