散歩するなべさん

しょうがなくも所在なく散歩するなべさん。近頃野鳥に目覚めて鳥見お散歩の日々。病気もしたけど時には山歩きに物思い旅ね。

つげ義春、生きてますね

2012-06-16 16:52:38 | 


雨ですね。梅雨ですね。
でもようやくの休日で
ゆっくり寝させて頂きました。
(風邪の後遺症がまだちょっとね。)


先日、本屋に立ち寄って見つけたのが
つげ義春の文庫本新刊。

これね。  ↓

 

中身は、大体見覚えのある写真と紀行文。
でも読んでない文章もあるみたいだけど。

何より、作者の「文庫版あとがき」
があって、「二〇一二年初夏」
と、日付がありました。

「お~、つげさん、まだ生きてる~。」

と、うれしくなるやら、
ホッとするやらでありました。


あらためて、その紀行文や
写真を眺めていると、
ホッとした気分で、しみじみと
温泉地旅行へ
誘い出される思いであります。

 

しみじみしていると、
その翌日の新聞に
「まんだら屋良太」作者の死亡記事が。 ↓

 


九州山間地の温泉街を舞台にした
面白いマンガでありました。

今春旅した杖立温泉など、
多分この温泉街の
モデルのひとつだと思うけど、
何だかね、侘びしいね。

人生有為転変、無常索漠、盛者必衰、塞翁が馬、
(なんのこっちゃ~!?)

まあ、人も景色も風情も
段々と遠くなっていきますな~
ということでありましょうか。


とりあえず、つげ義春さん、
もう少し、長生きしてくださいね。

 

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