さて、山頂付近の周遊で随分時間を潰して、下山口にかかり、
ほのぐらい林の中に入ると、高い梢に大柄の鳥影。
それまで、なかなか姿が見られなかったカケスのようでありました。
うまく写るかな~と思いながらのシャッターでありましたが。↓
カケスさん、なかなか羽も綺麗で、ユーモラスな表情であります。
何だか童話にでも登場しそうな風情があって好もしいですな。
しばらく下ると再び頭上でカケスさんの声。つがいです。
カメラを向けかけると、足元で、「チリチリ…」という鳴き声。
山道の道脇にひな鳥でした!! ↓
羽の色からして、カケスさんのひな鳥のようです。
どうりで、頭上でカケスさんが激しく鳴いてる筈でありました。
でも人が居ていつのまにか頭上の親鳥さんは去ってしまいましたが。
やはり巣から転げ落ちたのでしょうか。
羽は生えそろっておりますが、
飛ぶ力はまだないようで、同じ場所から動きません。
親鳥がしっかり助けてくれることを祈って、
可愛そうですけど、またまた見捨てることにいたしました。
下っていると、やはり林の中、目の前を横切って、
枯れ木の上に止まった鳥さんがこちらね。 ↓
最初はカラスかと思いましたが、クロツグミです。
なかなか大胆です。鳥さんを撮るのに
こんなに近くでシャッタが切れるのは久しぶりでありましたね。
鳥さんの鳴き声を聞いては、足を止め、という山歩きでしたので、
ずいぶん長時間の歩行になりました。
ちょっとくたびれましたかな。
でも鳥さんの出没するポイントが少しだけわかってきて、
またこれからの楽しみであります。
心配なのは体力だけでありますが。