お城へ立ち寄ると、お堀の水鳥も少なくキンクロハジロが数羽。
一羽のセグロカモメがお魚をゲットして、石垣の上で突いたりしておりました。
園内は卵形のバルーンめいたものが沢山置かれて何やら夜のイベントがなされている模様。
ヒヨドリとツグミばかりが飛んでいるだけでめぼしい鳥さんの姿は見えません。
あきらめて退散しようと、カメラもバックに収めました。
二の丸跡の出口。お堀の傍の木の繁みから鳴き声です。
よくよく見ると、シメでした。あわててカメラを引っ張り出しましたよ。↓
小鳥とはいえ、ずんぐりむっくりの体型です。
あらら、飛んでいってしまったと思ったら、また元の木まで戻ってくれました。
背伸びをすると胴長になります。↓
シメは北海道で繁殖し、冬場は本州のほうへ渡って来る冬鳥。
まもなく北へ去っていくのでしょう。
普段は単独行動が多く、渡りのときは群れで動くということです。
暖かい陽射しのほかは、たいした成果もないですねぇと思ってたところへ、
最後にシメさんが登場してくれて何よりでありました。
前日にツバメの飛来を見たところです。夏鳥と冬鳥がこうして交叉しながら
入れ替わっていきます。早春らしい風情となってきましたよ。
花粉さえなければ、どこか遠出したくなりますよね。(グシュンッ!)