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修業の時計を止めない教師でありたいです。

くらしを守る

2011-01-23 21:43:43 | 社会
 社会で「くらしを守る」の授業を行っている。

 指導計画としては,①校内の防火設備→②まちの防火設備→③消防署の仕事と展開させていく予定であった。

 現在,①の校内の防火設備について子どもたちが追究しているところである。
 消火器,感知器,消火栓,火災報知機,防火シャッターなどの数,どこに設置されているかなどを調べている。

 今日,教材研究として,学区内の防火設備を見て回り,写真撮影をしてきた。
 写真はあまり社会の学習に意欲的ではない子の通学路にあるものにした。
 
 消火栓,防火水槽,駐車場にある消火器などチェックしてきた。
 これらは子どもたちが普段目にしているはずである。
 しかし,防火設備であることを意識して見てはいないはずである。
 無意識に見ているのである。
 授業で私に問われて,初めて意識化されるのである。
 
 私もそうである。
 教材というフィルターを通さなければ,これらのものを意識的に見るということはない。
 
 消火栓を見ていったので,様々なマンホールを目にした。

 実にいろいろな種類のマンホールがあることが,今日改めて分かった。
 汚水,雨水,止水弁,仙台市ガス局…。仙台市の花である萩をデザインしたマンホールもある。
 
 分からないのは,仙台市のマークに「ソフト」という文字が入っているものである。
 何のマンホールなのだろうか。結構あちこちにあった。
 
 本題から外れるが,このようにマンホールを追究する活動に子どもたちも入っていく可能性がある。
 しかし,それはそれで面白い。
 「くらしを守る」という単元名からは外れていない。
 
 明日,消防署の見学である。
 私の指導計画の②は飛ばしてしまうことになる。
 しかし,徒歩で消防署まで行く間に,消火栓がいくつあるか調べさせながら行くのもいいと考えている。