Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

TOSS授業技量検定 3

2009-12-08 23:16:21 | 教師修業
 高橋薫氏からの講評は次の通りである。

■しゃべり,語りが長い。
 作業させて,評価するようにするとよい。
 教師がしゃべっている間は,子どもの思考が止まる。

 これはその通りである。
 「はてな?」を考えさせる場面を,教師の説明で解決する展開にしたため,説明が長過ぎたのである。
 

■言い回しに違和感があったところがあった。
 「断髪令に従ったか」の発問のときのまとめ方がおかしい。
 「従わない人が多かったです。3割の人しか従いませんでした」と言ったのが変である。
 
 これは全く気付かなかった。「従わない人が多かったです。7割もの人が従いませんでした」とすべきだったのである。
 
 そして,次のようなメールをいただいた。

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 評価が厳しくなったのは,もちろん純粋に授業の始まり15秒が弱かったのもありますが,C表を意識したものかどうかも,大きかったのです。
 ぜひとも,大風呂敷を広げて,大きな視点の授業に挑戦されてほしいと思います。
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 既に22級を取得し,D表は突破している。
 自分としては,今回はC表を強く意識したつもりであった。
 内容としては,相当深い授業であるという自負があった。
 しかし,C表レベルとしては薄いというのである。
 C表の重みを感じるコメントであった。


 審査結果は次のとおりである。

・授業の始まり(15秒)のつかみ 6.5
・子どもへの目線  8.5
・あたたかな表情,対応  8
・明確な発問,指示  8
・心地よいリズム  8
 合計  39
 認定級  23