Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

1・2年合同体育 4

2009-12-25 00:29:42 | 体育
★昨日は金曜日の太田先生の授業と同じ流れでやってみました。
 ①準備体操
 ②短縄
 ③跳び箱
という流れです。
 活動内容もほぼ同じです。

 今日も反省点が多いです。
 
①準備体操
 「太鼓のリズムに合わせて」「太鼓の音が止まったら,その場に止まりましょう。」という指示をしなかったため,流れがスムーズにいかず指示が多くなってしまいました。
 指示の出し方がうまくいきませんでした。


■そんなことはありません。
 スムーズに流れていました。
 太鼓の音が聞こえにくかった場面がありました。
 マイクが太鼓の音を拾っていなかったのだと思います。
 指示が通らないと感じたのは,その時ではないでしょうか。

 「太鼓が指示を出す」と根本先生は言っています。
 教師の言葉ではなく,太鼓の音によって子どもが動くというイメージです。


★どんなときに,どんな音で,どんなリズムで音を出していくか,リズムがうまくいきませんでした。

■これは慣れです。
 私は放課後に太鼓を鳴らしていて,子どもたちや先生方に見つかったことが何度もあります。



★②短縄
 ③跳び箱

 特に跳び箱は授業の組み立てが難しかったです。
 何となく流しているだけという風になってしまいました。
 どうステップを踏んでいけばいいのかよく分からないまま授業に臨んでしまいました。
 運動のポイントをおさえた指示,何をどうするのか具体的に示す,難しかったです。


■跳び箱で難しいのは,一人一人の技能に差があることです。
 簡単に跳べる子は,得意になってどんどん跳んで,動きが雑になっていきます。
 なかなか跳べない子は,だんだん嫌になってきます。
 そこをどう埋めていくかが難しいです。
 場づくりの工夫,個別評定,向山A式・B式などが考えられます。

 今回のNさんの授業では,場づくりに工夫がありました。
 マットに3本のビニールテープが貼ってありました。
 どこまで跳べるかという目標を設定したのです。
 1番手前のテープまで跳べたら10点,2番目のテープまで跳べたら50点,3番目のテープまで跳べたら100点と,点数を設定しました。
 これは素晴らしかったです。
 子どもたちのねらいは遠くに跳んで高い得点をとることです。
 一方,教師のねらいは,高さ感覚を身につけさせることや,向山A式の動きで遠くに着地させることによって腕支持感覚を身につけさせることにあります。
 ねらいにずれが生じたときに,楽しい授業になります。
 ビニールテープによって子どもたちのめあてが明確になり,1人1人の技能差を埋める授業となりました。