Catch Ball

修業の時計を止めない教師でありたいです。

1・2年合同体育 3

2009-12-24 20:22:42 | 体育
★③跳び箱
 ・上に上って両足で着地
 ・ジャンプして着地するまでに何回手を叩けるか
 ・後ろ向きでジャンプして着地
 ・両手を着いて正座
 ・跳び箱をまたいで座り,両手で体を持ち上げロケット発射   などの活動。


■この流れは,桑原和彦先生のDVDから学びました。
 「後ろ向きでジャンプして着地」は予定していませんでしたが,2年生のH君がやっていたので,急遽取り入れました。



★上手な子どもに演示をさせ,(教師が演示する悪い例と比較させながら)よい動きを考えさせていました。
 
 降りるときひざをトンと曲げて着地すること。
 跳ぶとき「トン」とジャンプして跳ぶこと。

 テクニカルポイントに気が付いた後の,子どもたちの動きの変化に驚かされました。考えさせたことで,きちんと自分のものになっていました。イメージ化して伝えることで子どもの動きが変化していきました。


■特にの「助走→踏み切り」ができていない子が多かったです。
 踏み切り板を置かなかったのが問題だったのかもしれません。せめて目印にケンステップでも置いておけばよかったです。

 演示をさせるので,誰がよい動きをしているか見ていました。
 2年生では見つけられなかったので,1年生のSさんにやってもらいました。
 前回,向山B式で跳べるようになり,自信もついてきているので,この子にしました。
 1年生で行ったときは,踏み切りができるかどうかだけで個別評定しました。
 今回は時間がなくなってきていたので,省きました。



★全体を通して
 太鼓の合図で,自然に活動が始まり,自然に活動が終わる。
 よけいな言葉がなく,流れるように授業が展開されていました。
 また,子どもたちがのびのびと活動している様子,教師の発問,指示で子どもたちの動きがどんどん変化していく様子に引き込まれました。


■前述したように,ネタはほとんど追試です。
 有田和正先生は「材料7分に腕3分」と言っています。ネタを生かす腕を持っているかどうかが問題です。私はいい腕をしていませんが…。

 体育では「マネージメント」と言われます。
 片々の教育技術です。
 体育のマネージメントは,根本先生から学びました。体育セミナーに出掛けていって,吸収しました。
 本では『体育授業技術入門』に,まとめられています。
 これは,私のバイブルとなっています。
 現在絶版ですが,内容は『新卒教師のための体育授業技術入門』にほとんど収められています。