子どもの知的好奇心を刺激すれば,「はてな?」の発見につながっていきます。
それにはどのようなものがあるのでしょうか。
長谷川氏は,次の11のタイプを挙げています。
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①“サプライズ(驚き)”から思わずその理由を考える
②矛盾から問題を意識する
③困惑の状況に陥り考え出す
④混乱すると調べたり確かめたりしたくなる
⑤不適切なことを正したくなる
⑥概念的不一致に気づき疑問をもつ
⑦新奇なものの実体や理由を知りたくなる
⑧特色から共通項を見つけたくなる
⑨違いや変化を推測したくなる
⑩次を予測したくなる
⑪体験や活動から問題や目当てを見つける
長谷川康男著『子どもが社会科で問題意識をもつ10のポイント』(学事出版)P.21
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どれもたしかに合点がいきます。自分も何か調べ物をするときは,この11のタイプのどれかに当てはまります。
長谷川氏はこのようにも述べています。
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この学習のきっかけとなる問題は,はたから見て,つまらぬように見えてもかまわない。
単元の中心的な問題ではなく,はしっこの取るに足らない問題であってもかまわない。
いずれ,単元の本質につながればよいのである。(中略)
いやむしろ,最初の問題は,単元のはしっこの問題の方が,子どもたちの関心を引きやすい。
前掲書P.22
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これを読んで,6年生に文明開化の授業をしたときのことを思い出しました。
私は最初に明治天皇の肖像画を提示しました。
そして,「明治天皇は,もともとはこんな髪型ではありませんでした。どんな髪型だったのでしょうか」と問題を投げ掛けました。
この問題で子どもたちの関心を引くことができました。
これは単元の中心的な問題ではありません。まさにはしっこの問題です。
明治天皇の髪型という問題から切り込み,文明開化について子どもたちは追究していきました。
それにはどのようなものがあるのでしょうか。
長谷川氏は,次の11のタイプを挙げています。
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①“サプライズ(驚き)”から思わずその理由を考える
②矛盾から問題を意識する
③困惑の状況に陥り考え出す
④混乱すると調べたり確かめたりしたくなる
⑤不適切なことを正したくなる
⑥概念的不一致に気づき疑問をもつ
⑦新奇なものの実体や理由を知りたくなる
⑧特色から共通項を見つけたくなる
⑨違いや変化を推測したくなる
⑩次を予測したくなる
⑪体験や活動から問題や目当てを見つける
長谷川康男著『子どもが社会科で問題意識をもつ10のポイント』(学事出版)P.21
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どれもたしかに合点がいきます。自分も何か調べ物をするときは,この11のタイプのどれかに当てはまります。
長谷川氏はこのようにも述べています。
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この学習のきっかけとなる問題は,はたから見て,つまらぬように見えてもかまわない。
単元の中心的な問題ではなく,はしっこの取るに足らない問題であってもかまわない。
いずれ,単元の本質につながればよいのである。(中略)
いやむしろ,最初の問題は,単元のはしっこの問題の方が,子どもたちの関心を引きやすい。
前掲書P.22
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これを読んで,6年生に文明開化の授業をしたときのことを思い出しました。
私は最初に明治天皇の肖像画を提示しました。
そして,「明治天皇は,もともとはこんな髪型ではありませんでした。どんな髪型だったのでしょうか」と問題を投げ掛けました。
この問題で子どもたちの関心を引くことができました。
これは単元の中心的な問題ではありません。まさにはしっこの問題です。
明治天皇の髪型という問題から切り込み,文明開化について子どもたちは追究していきました。