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ひとりごと(推理ドラマ)

2009-10-01 06:22:04 | ひとりごと
*カテゴリー「ひとりごと」は、毎回、かなりマニアックなことを書いていますので、そんな話がお好きな方だけ、お読みいただければ幸いです…



先日、たまたまテレビをつけたら、推理ドラマを放送していた。
いかにもサスペンスドラマ
シーンはクライマックスで、場所もありがちな海の岸壁
登場人物は犯人(女)、刑事、主役らしき女性

話はそれるが、最近はほとんど推理ドラマは見ない。
昔はとってもはまっていた。
危ない刑事、シャーロックホームズ、ミス・マープル、エルキュール・ポアロ、古畑任三郎など。
(なんか、傾向に偏りが…)


話はもどり、テレビは岸壁で犯人の殺害告白のシーン。
犯人(女)
「そうよ、私がやりました(殺した、ということ)。○○○のことがあってから、私は絶対に彼へ復讐してやる、って誓ったの。そして、計画を練って、チャンスを何年も待ったのよ…」


ってこれもありがちなセリフ。
いつもだったら
「ふーん。ありがちなんだけど、でも、水戸黄門の印籠のシーンみたいに、こういうシーンを心のどこかで、求めちゃうんだよねえ。」
なんて思っていた。

ただ、このときは、スピ系の本を読んだ直後だったこともあり、
「そうかあ。そういうことがあったら、相手を恨んでも仕方ないよねえ。でも、本当に悲しいのは、この犯人が何年も、自分らしく生きるのではなく、復讐に生きることを選んだことのような気がするなあ。」
なんて、偉そうに思ったりしていた。

なんで、偉そうか、というと、このときは自分とはあまり関係していないと思っていたから。
「殺してやる…」っていうほど、復讐心を思ったことはないので、生意気にも自分とは関係ないような気持ちがあった。

ただ、その後、そうでもないことに気が付いた。
「殺してやる」なんて思うことはないけど、無意識に復讐に関係していることはしていたことに気が付いた。
・昔、何気なく、または、よかれ、と思ってしたことで、相手からひどく非難されショックを受けた。それで、その後、私に対し、同じようなことをする人を非難するようになった。
・昔、他人へ「こうして欲しい」と思って、でも叶わなくて悲しく思ってから、相手へ求めることは止めていた。しかし、その後、「こうしろ」と他人から強く求められ続けると、私も他人へ「こうして欲しい」と求める気持ちがでてきてしまう。
・昔、「甘えたい」と思っても甘えられない時期があり、その気持ちを封印した。(抑え込んだ)その後、周囲の人が甘えたことを言うと、反発した気持ちがでてきてしまう。

上記の中の行動には、私がいない。
感情を伴う思い出は、印象に残りやすいらしい。
上記の中にも、悲しい気持ちがたくさんある。
そして昔、その悲しみをどう扱ったらよいのか分らず、抑えこんだ。
それが、みんなしていること、みんなそうやって「がまん」して生きている(実際どうかは分らないけど)、と思ったから。
でも、そうやって、周囲に合わせようとしている時点で、さらに、自分を消していた。

そう思ったら、自分を見て、自分を生きればいいじゃん、って言われると思う。
そうすぐにできたら、こんなこと、考えていない。
今まで、自分の中にたくさんの悲しみがあることすら、気が付かなかった。
(これは、気が付かなくても、体(内臓、筋肉、骨格、など)にたまっていました)
そして、抑え込んだ悲しい気持ちに出あって、癒されるのにも、とっても時間がかかった。
でも、これがどんどん癒されていくと、おそらく、霧が晴れるように自分が見えてくるような気がする。

先日、白洲次郎のドラマを見て、いたく感動した。
こういう時期だから、本当の自分を見えている人がかっこよく見えるんだろうなあ、なんて思った。


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