Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

19世紀ギターリペア、ブリッジ塗装。

2016-12-28 21:29:03 | 日記


今日は曇りで午後は少し晴れ間もありました。

作業は19世紀ギターのリペア。
接着したブリッジを仕上げて行きました。
まずは、膠のはみ出しを綺麗にして行きます。
クランプ時に一度、綺麗にしてますが、わずかに残った部分も取り除いて行きました。


続けて、ブリッジピンをセットして行きます。
最終調整は後でしますが、だいたい、8割くらいまで仕込んで行きました。
弦溝も切って、飾りとブリッジピンを仮組した所です。


この後、ブリッジを下地調整して、セラックで塗装して行きました。
合わせて、ボディー上の指板サイドも塗装して行きます。


ブリッジは塗装せず、オイルで仕上げるか迷ってましたが、ついていたブリッジが塗装してあったので、塗る事に。
おそらく、リペア時に塗ったと思われますが、全体の雰囲気に合わせました。


やっとここまで来ましたが、後は、細かいパーツとセラックフレンチポリッシュの仕上げで終わりそうです。

明日もリペアを予定しています。

写真はブリッジを塗装したリペア19世紀ギターです。


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