Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

ウクレレボディー出来た!

2011-02-26 22:15:08 | 日記
今日は午前中、雪がちらちら降ってました。
気温が高めだったので、すぐ溶けてました。

作業はウクレレボディーの仕上げです。
バインディングを接着したので、はみ出し部分をならして行きました。
バインディングを削るのにはスクレーパーを使います。
まずは、スクレーパーを研いで、刃をつけて行きました。
表面と側面をならして、最後はサンディングで仕上げます。
ボディー全体もサンディングして、仕上がりの一歩手前くらいまで仕上げました。
ボディーが出来たので、次はネックです。
グリップ部分の制作から始めました。
今回もヘッドはVジョイントで接ぐので、いつものように加工して行きます。
今日でグリップ側の加工は完成。
仕上がりはこんな感じです。

プロトタイプもそうでしたが、このウクレレは弦長が長めです。
ボディーサイズはソプラノですが、弦長はコンサートより長いです。
ロングネックタイプと言ってもいいくらい。
ネック自体の太さは通常のソプラノより細めです。
順調に行けば、もう一週間くらいで弦が張れそうな感じです。

明日はウクレレネックの続きの予定です。

昨日の夜は、クラッシクギターのほうのロゼッタの図面を書いてました。
だいたいイメージはあったのですが、実際書いてみるとちょっと気になる所も。
もう少し考えてみます。

今日の写真は仕上がったウクレレボディーです。