Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

ギター表板はぎ合わせる!

2011-02-21 23:03:07 | 日記
今日もいい天気。
穏やかな日が続いてます。

作業はウクレレを一休みして、モダンタイプのクラッシクギターにとりかかりました。
今日は、表板をはぎ合わせてきました。
材を選んで、表裏を軽く鉋がけしてはぎ合わせの準備をします。
材は欧州産のスプルース。
木目の幅はびっしり詰まった物ではないのですが、木口の木目がまっすぐでタップした音もいい感じです。
見た目よりも音重視で行く事にしました。
はぎ合わせの前に、鉋の刃を研ぎ直し。
切れ味がました所で、はぎ合わせに入りました。
2枚重ねてクランプし、接着面に鉋をかけて行きます。
真ん中あたりがほんのわずかに隙間が出来るようにかけて行きました。
鉋がけが終わったら、接着しクランプ。
ハタガネで絞めて、浮き防止の角材をクランプしていきます。
後は、このまま明日まで乾燥です。

明日はギターの表板を切りだして、ウクレレのボディーを仕上げて行きます。

今日は壊れたアームスタンドを買いに外出しました。
照明が無いと細かい作業が出来ないので、先日下見した物を購入する事に。
現品処分品と言う事で、キズありと値札に書いてありました。
その分値引きしてあったので、キズは我慢してレジへ。
店員の人がチェックしたら、電球も切れていました。
つかないのは困ると話すと、電球を取り寄せるから後でとりに来てほしいとの事。
電球の値段と駐車料金がほぼ同じだったので、電球分さらに値引きしてもらいました。
すぐもどってくるつもりでしたが、やり取りで時間がかかり、だいぶ時間ロスでした。
購入したアームスタンドはこれ。


今日の写真ははぎ合わせてクランプ中のギター表板とクランプを外したウクレレボディーです。