ウクレレ指板制作！！

今日は曇り。
雪はさほど降りませんでした。

作業はウクレレネックの接着からです。
仕込みは終わってますが、今一度、仮組して傾きと仕込み角度をチェック。
チェックが終わったら、接着です。
しばらく乾燥させるので、その間に指板の制作に入りました。
指板用の材は準備してありますが、サイズはぎりぎりです。
失敗出来ません。
まずは、厚さの微調整。
3ミリ強の厚さにしてましたが、0.5ミリ程薄くしました。
両面をスクレーピングカンナで平面を出し、フレット位置をケガキして行きます。
準備ができたら、フレットの溝を切って行きました。
今回のウクレレは普通のウクレレ用T型フレットを使います。
最近はバーフレットが多かったので、T型フレットは久しぶり。
フレットソーとガイドを使って切って行きました。
フレットを切る時間よりも、ガイドの調整とテストのほうがはるかに時間がかかります。
試し切りの後、切って行きます。
溝が切り終わったら、指板を整形。
左右を鉋がけして、直線を出しながら、形を整えて行きました。
指板のエンドはマーチンタイプにしますが、ヴィンテージ仕様に整形します。
こんな感じです。

続けて、ポジションマークの埋め込みに入りました。
私はウクレレもギターを作るときも、基本的にポジションマークはつけません。
今回はオーダーなので特別です。
穴をあけて埋め込み、最後にならして全体を仕上げのサンディング。
今日で指板完成です。

明日は指板を接着、フレットの作業と進めて行く予定です。

今日の写真は仕上がった指板を仮置きした所です。