ウクレレロゼッタ！

今日は曇り。
雪もだいぶ溶けてきましたが、除雪した雪はまだ山になってます。

作業はウクレレのロゼッタ。
デザインは悩んでましたが、基本的にはプロトタイプと同じ感じにする事にしました。
プロトタイプはパーフリング材を埋めましたが、本番は黒檀材を埋めて、パーフリング材で囲む事にします。
まずは、黒檀材の準備。
ウクレレは表板の仕上がり厚が薄いので、埋め込む黒檀材はそれより薄くします。
1.5ミリ位まで薄くした黒檀材をドーナツ型に切り抜きました。
切り抜いた端材はこんな感じです。

材ギリギリに切り抜きました。
切り抜いた黒檀材を表板に溝を彫って埋め込み、接着してクランプします。
しばらく乾かしたら、パーフリング用の溝を彫り、埋め込んで行きました。
今回は黒ベースで行くので、パーフリング材は全部で8本埋めましたが、白は2本だけです。
埋め込んだロゼッタはこんな感じ。

ロゼッタはこのまま乾燥させるので、つぎは裏板の方を厚さ調整しました。
切り抜いた段階では厚めだったので、ほぼ仕上がりの厚さまで削りました。

明日はロゼッタを仕上げて、ブレイシングの作業に入る予定です。

最近は、次に作るモダンタイプクラッシクギターのロゼッタをどうするか考えています。
今までに無いタイプにするつもりですが、これはと言うのが浮かびません。
もう少し悩んでみます。

今日の写真はロゼッタを埋めた表板と厚さを調整した裏板です。