Luthier日記

弦楽器製作の様子と日々の出来事。

表板ブレイシング接着!

2010-10-16 23:03:23 | 日記
今日は、日中、曇りで晴れ間もありましたが、夜になって雨。
変わりやすい天気でした。

作業は表板にブレイシングの接着です。
接着前に、表板にサウンドホールを開けて行きました。
19世紀ギターの方はいつものように、パーフリングの際で穴を開けて、断面に黒檀の薄板を貼ります。
黒檀材はバインディングと同じ材で、0.5ミリまで薄くした物を使いました。
0.5ミリ厚ですが、ベンディングアイロンで曲げてから接着します。
穴のサイズに合わせて曲げないと接着が面倒になるので、きっちりあわせました。
黒檀材を接着して乾燥待ちの間に、ウクレレの表板にもサウンドホールを開けて行きます。
こちらは、普通のサウンドホールなので、穴が開いたら断面を面取りしました。
続けて、先にウクレレの表板にブレイシングを接着して行きます。
クランプして乾燥待ちになった所で、ギターのサウンドホールの仕上げをしました。
接着した黒檀材ははみ出させているので、その部分を削ってならします。
サウンドホールが仕上がった所で、ブレイシングを接着して行きました。
治具をベースにして接着クランプ。
ギターの方はブレイシングの接着が終わりました。

明日はウクレレの裏板にブレイシングを接着。
その後に、ギターのブレイシングを整形して行く予定です。

引っ越しを機会に、我が家のパソコンのネット接続を無線にしようと思っています。
今日は、パソコンショップに電話をして色々聞いてみました。
Mac専用の物は、新しすぎて我が家のMacには対応していませんでした。
考えてみると、パソコンを購入してから5年たっているので、OS自体が最新の物に対応していません。
社外品を購入する事になりそうです。

今日の写真は表板にブレイシング接着中のギターの表板と、接着の終わったウクレレの表板です。