渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

「野外焼却」は禁止

2021年11月12日 | open




昔は庭先で物を燃やすのはOKでし
が、平成12年(2000年)「野
外焼却」は法令により禁止となり
ました。
キャンプファイアーや落ち葉焚き、
とんどなどは例外として認めら
いますが、煙や臭いなどで近隣への
配慮欠落の場合には摘発対象となり
ます。
自分の庭だから何やっても構わない
ということではないので、庭キャン
や庭先外メシをやる人たちは注意し
ましょう。

老松(おいまつ)

2021年11月12日 | open


銘木として有名な肥松(こえまつ)
は老松(おいまつ)ともいう。
マツヤニが密集している松の幹の
中の部分で、伝統工芸品の材料と
して珍重される他、強力な着火材
として着火時の焚き付け能力が優
れている。
しかし、燃えやすい松のマツヤニ
ヤニススも多い為、薪ストーブ
の薪には適さない。
だが、松の大木の中にたまにある
肥松部分を小割りした焚き付けは
抜群の着火性と火持ちを見せる。
日本語の「たいまつ」の文字表記
に外来文字の漢字では「松明」を
充てたのにも日本での古来からの
松の燃焼性質を表したためだろう。

焚火材としては、火持ちは非常に
悪いが、煤煙が殆ど出ないのが
檜(ひのき)だ。すぐに燃え尽きて
しまうが、綺麗な燃え方をする。
檜の焚き火材などは、大工さん等
の知り合いが焚き火メンバーにい
ない限りその端材は手に入らない
のだが。
すぐに燃え尽きるが、煙害はかな
り少ないのが檜だ。
火持ちが良いのは、やはり広葉樹
で、針葉樹とは燃え方が全く異な
る。
どんぐりの成る木。これ息の長い
火を得るには最適。

千葉フォルニア

2021年11月12日 | open


千葉県の袖ヶ浦の埋立地には「千葉
フォルニア」なるストリートがある
そうだ。




何だか無理やり感ハンパない。
「チバリーヒルズ」みたいな。


三重県には三重フォルニアという
場所があるらしい。


もう、めちゃくちゃ。
そのうち、全国で○○フォルニア
とか出てきそうだ。

神奈川県の場合、横須賀ではヤシ
並木の1万メートルプロムナードを
「うみかぜの路」とした。
命名は市民の意見を採り入れた。




『有村架純の撮休』

2021年11月12日 | open

『有村架純の撮休』(2020)
 
有村架純自身が「有村架純」という
役を演じる一話完結のオリナルド
ラマ。全8話のフィクション。
 
めちゃくちゃ良い。
こういう作品を作れる人がいるん
だ。
うーむ。
女優さん、男優さんの演技力への
依存度が極めて高い作品なので、
脚本とか大変そうだなぁ。
ありとあらゆる外連味を削ぎ落し
て、ごく自然な「普通の人の日常」
を描かなければこの作品が作品に
はならない。
これって、ホン書きとしては、簡単
そうでかなり難しい。
ドカーン、バキューン、チュドーン
のほうが簡単なのだ。
あるいは、原作を完全な文学作品
にしてしまうか。
脚本というのは、文学小説ではなく、
また戯曲でもない。
文筆の中でも独自の才能が要求され
る。

有村架純さんは関西弁上手いなあ
と思ったら、兵庫県伊丹市出身だ
った。
母親役の風吹ジュンさんの演技も
自然体で最高に良い。
この人、『蘇る金狼』(1979)の頃
よりも、ここ10年程のおばちゃん
役なってからのほうがずっといい。

ごくナチュラルに親子に見える。
二人ともプロ。プロの女優だ。
二人でロールキャベツを作って
いる。そこでのやりとり。
第一話の物語開始から間もない
時点でのシーンだが、第一話の
キモの部分かと思う。
ここの描写如何で、話の展開が
台無しになるか作品としてまと
まるかが決まる。

こういう情景は現実世界の、例え
ば我が家の母娘などを見ている
と、このシーンの二人の空気が
とても現実味があり、女優さん
の演技力に唸らされる。
それにしても有村架純さんが
すごくいい。
最近一番の「女優としての女優」
なのではなかろうか。
本物。

役者の演技力を引き出すのは監督
次第。そして裏方のスタッフだ。
映像作品というのはモータース
ポーツのレースと同じく、チーム
(=組)で作るものだ。
いくら一人の俳優、俳優のひとり
ひとりが優れていても絶対に良い
作品はできない。
そこを役者が勘違いすると、役者
自身が作品製作の阻害物となって
しまう。

第二話では伊藤沙莉さんが登場す
る。私は大好きな役者さんだ。
この人も演技に芯がある。子役で
こなした役は凄かった。
ただ、演技力抜群なのだが、どの
役をやっても「伊藤沙莉」さんに
なってしまう感を強める気がする。
どの役でも『全裸監督』の順子さん
のような。
でも、その微細な差異を演技の中
で演じているのが女優の伊藤さん。
役のキャラを小手先で巧く演じる
のではなく、役を自分に引き寄せ
て、その役が女優伊藤沙莉になる
という感じ。
彼女の演技力の魅力はそんなとこ
にあると思う。
本作の第二話でも、まるで順子さ
んのようなのだが、そうではない。
その微細な違いを見るのが、伊藤
さんの演技を観る楽しみでもある。


ライトアップ

2021年11月12日 | open






ライトアップされていた。
旧三原武道館跡地。
現在は市の施設、文化センターぽぽろ。
市民の為の演劇稽古場は、ある日
突然、剣術系の稽古が禁止された。
模擬刀だろうと、全日本剣道連盟の
形稽古もまかりならん、との事だ。
一方的に。
空手や合気道、演劇の殺陣ならば
稽古場を稽古利用しても良いらしい。
それまで使っていたのに突然にだ。
尾道市の教員と毎週借りていたが、
一方的に突然禁止となった。
三原市に理由開示を要求したが、
拒否。
わが納税居住地の広島県三原市、
非道かつ下劣なる市政である。
極めて非民主主義的。
河井から裏金貰っていた袖の下市長
の時代。

その時期、広島県内の行政内部で
何かが起きていたらしく、同時期、
尾道市のスポーツセンターでも
「刀」を用いる武道が突然禁止に
なった。
何十年もそこで稽古してきていたの
に。スポーツセンターでだ。
尾道市もやはり理由は開示を拒否。
闇雲な権力行使をする広島県内の
行政市が三原市と尾道市である。