渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

TZ750

2021年11月01日 | open

Nick Ienatsch and Chris Peris ride the TZ750


これはなんだか凄い。
TZ750だよ。




クッカー

2021年11月01日 | open




せんじがら

2021年11月01日 | open


広島市の地元名物は「せんじがら」。
東京や他地域で広島産の同様の商品
は「せんじ揚げ」となっているもの
が多い。

これは、「ガラ」という単語につい
ての印象のニュアンスが広島市内と
別場所では全く違うからと思われ
る。
例えば「つまらん」という単語の
広島独特のニュアンスは東京はじめ
別地域では単に「面白くない」と
捉えられるのと同じような。広島で
は「救いようがないダメな人(物)」
を指す場合に使われる。
「ありゃあつまらんで」と言った
ら、広島では「あれはどうしようも
ないカスだぞ」という意味なのだ。
同音発音でも意味が全く異なる事は
多い。これは音韻錯誤とは別に。
日本語の標準語の「とりあえず」の
意味は「さしあたって」だが、広島
では「とりあえず」の単語は「たち
まち」という方言になる。
標準語での「たちまち」とは、「即
座に」の意味であり、時間軸的な
流れとしては広島の「たちまち」が
モラトリアム的ニュアンスなのに対
し、日本語標準語では「すぐに」に
なる。
つまり、同音なのに別な単語として
両者はある。

こうした同音で別意味を表す単語は
特に気をつけないと人と人の間で
誤解と誤認を生じさせる。
なので、日本語では標準語を知り、
話す事が大切なのだ。
己の狭いエリアの言語だけを絶対
標準であるかのような思い込みは
全国的な日本人同士のコミュニケー
ションを不成立にさせるからであ
る。

広島の人は広島感覚の「ガラ」
別場所では別の捉えられ方をする
事が理解できないし、別場所では
また広島独特の感覚は理解できな
いという現実がある。
東京の「馬鹿」は軽いいじりだった
りもするところ、大阪人からしたら
「馬鹿」というのはとてつもない
侮辱である感覚のような違い。

そうした、言語により人間の意識
形成される、という社会文化的な
事柄を勘案し、広島の「せんじがら」
は他地域への出荷物においては
「せんじ揚げ」にしたのだろうと
推測できる。
広島感覚の「せんじガラ」では全国
的にニュアンスの真意が伝わりにく
からだろう。

だが、個人的には「せんじ揚げ」の
ネーミングはどうなのかなあ、と
思う。オリジナルを変更するのは。
元々せんじがらは出汁取り後に捨て
ていた残りガラ(殻)だった。
それを戦後食糧難の時に食べ始めた
のが始まりだとも聞く。
出汁取った鶏ガラの骨をポリポリと
かじるように。
なので煎じた後の殻=せんじがらの
がらの語源は鶏ガラのガラと同じだ。
「せんじ揚げ」とすると、最初から
その揚げ物を作る為に作ったようで、
どうにもなんとも歴史性や歩んで来
て親しまれた時代的な背景をも捨象
してしまうような寂しさを私は感じる。

ゆで卵

2021年11月01日 | open
見事な英軍戦闘機マークの茹で
上げ。
 
ゆで卵。
かなり奥が深い。
簡単そうだが、簡単そうで実
はとても
微細な手際の差異が
如実に現れると
うあまり
簡単ではないシロモノ。
ピタリと狙った通りに作るの
は、結構
難しい。
料理人のプロなどは、毎回同
じ度合い
で外さずに、しかも
その度合いも任意
にどれでも
選択して実現させてくる。
目玉焼きもそうだが、卵を単
に茹でた
り焼いたりするだけ
でも、とても難し
い。
「目玉焼き?ゆで卵?そんな
もん
簡単だよ」
と言う料理人以外の人は、多分、
深いところ解ってないと思う。



ドクターヘリ

2021年11月01日 | open


よくキャンプをするキャンプ場の
空ではよくドクターヘリが飛行
する。
広島県のドクターヘリは月平均40
回程出動するらしい。
よく行くキャンプ場の上空を飛ぶ
は殆どが交通事故の為だ。
中国地区屈指の高速ワインディング
ロードがすぐ近くある。
二輪車の死亡事故が非常に多い。
以前のキャンプの時も、上空をドク
ターヘリが飛んでいた。
その高速ワインディングの峠で二輪
がコーナーから飛び出して谷底に落
て、運転者が意識不明だった。
昨日もユーロコプターEC135がその
ルートに向かって飛んでいた。
救急車もサイレンを鳴らして向かっ
ていた。



二輪乗りの方々は、くれぐれも
公道で転倒、衝突などの事故を
こさないように気をつけてくださ
い。
公道走行はスピードは遅くてもいい
んです。
事故を起こさない事が第一です。
特にワインディングの左コーナーは
転倒すると、ほぼ対向車線に侵入し
ます。
そこに対向車が来ていたらまず助か
りません。
また、右コーナーでも左でも、転倒
による滑走やガードレールへの衝突
などで身体が外に投げ出されて谷に
飛ぶと重大な生命の危機となります。
二輪車の走行は最大限の注意を常に
して運行させるようにしてください。