学校の卒業記念写真のカメラは
組立暗箱とガラス乾板(感光材料)
の組み合わせでした
ガラス乾板を使うカメラに
街の写真館の
アンソニーがありました
アンソニーカメラは
図のように物々しいスタイルです
写真師さんは構図を決めるのに
カメラに付いている車輪でカメラを
移動します.
このアンソニーカメラの前では
こちらの魂まで写し取られそうな
感じでした
街の写真館で肖像写真(記念写真)に
ガラス乾板を使う目的は
写真師は原板を修整ニスや
修整道具で、被写体の顔のシミやシワを
取り除くためでした
評判の写真師の修整は職人肌
で名人芸でした
感光材料のガラス乾板の製造が終わって
シートフィルムだけになって
この修整技術は消えてしまいました