初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

続・スチール写真

2012年06月28日 21時18分14秒 | Weblog


映画完成前に、スチール写真の作業室に行くと

焼き付け現像処理後の濡れた

キャビネ判(2L判)スチール印画が

ずらり並べられていました



スチール写真をキャビネ判の

ガラス乾板で撮影するのは

仕上げ作業が密着焼き付けで

効率が上がるからでしょう

プリンターに現像処理後の

ガラス乾板を置いて

ガスライト印画紙を重ねて

密着させ露光して

現像処理するだけです



フィルムで撮影すると

どうしても引き伸ばし

作業になります

能率が上がりません



それと、ガラス乾板のネガを

街の写真師のように

修正ニスで俳優さんのシワを取り除く

職人肌の名人芸でレタッチを施しました



スチール写真を担当する名人芸のカメラマンは

映画タイトルにスチール写真…○○××と

他のスタッフと一緒に名前を連ねました



しかし、仕上げの効率がとか

俳優さんの肌のレタッチを施せる

組立暗箱とガラス乾板での撮影ではどうしても

ダイナミックに俳優さんの動きを

とらえることができませんでした