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初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ソフト・フォーカス

2010年07月15日 20時27分42秒 | Weblog



テレビでソフトフォーカスを考えたことがありました。

世の中の映像は

大判ネガの写真→普通のネガ・サイズの写真→映画→テレビ

の順にピント(解像度)が悪くなっていきます。

解像度の高い大判ネガの写真でソフトフォーカスを行うと,

鋭い芯のある画像の周りをフワッとソフトに描写をします.

一度,テレビドラマで映画の「おべんちゃら」をマネて

フィルターかけてみたことがありました

解像度の低いテレビの画面で

テレビカメラに「おべんちゃら」をかけて

見ますと,

結果、ぼんやりと甘い締まりのない

ピンボケの映像にしか見えませんでした.

                   … … …

NTSC方式のテレビは,走査線が525本です。

しかも飛越走査で525本の半分の262、5本の走査で

1/60秒で映像を描いています.

525本の映像が完成するのは、1/30秒間隔になります.

テレビの解像度はギリギリのところなのかもしれません.

ときたま、テレビの映像がフリーズすると、

ノイズの多いピントの甘い映像が見えます.






映画館で,映写機の故障か上映中のフィルムが

瞬間ストップすることがあります。

映画館の映像もストップするとノイズの多い,

ちょっと驚く映像です.

                    … … …

テレビも映画も動いている映像(動画)にだまされて,

見かけ上、シャープな映像に見えているのかもしれません.

映画の解像度がソフトフォーカスの限界なのでしょう.

                   … … …

これからのハイビジョンの映像や

画素がどんどん多くなっていく,

デジタルカメラではソフトフォーカスは

どうなっていくのでしょうか…