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原爆6千発分の 約47トンのプルトニウムを保有する国 (2)

2018-06-19 10:07:00 | ①核と人間は共存できない
①「社説 日米原子力協定の延長 再処理策を見直す契機に 1月17日 毎日新聞」

https://mainichi.jp/articles/20180117/ddm/005/070/044000c

記事の一部を引用させて頂きます。

「現時点では、プルトニウムを通常の軽水炉で燃やすプルサーマル発電を2基で
 実施しているが、経済性はない。核燃サイクルの本来の姿は高速増殖炉サイクルの
 実現だったが、その原型炉『もんじゅ』の廃炉が決まり、事実上破綻している。
 米英独など、主要国の多くは既にサイクルから撤退している。

 こうした中で、日本は再処理で得たプルトニウムを国内外に47トンも保有している。
 さらに青森県に再処理工場を造り、年間最大8トンのプルトニウムを分離する
 計画も維持する。

 核兵器に転用できるプルトニウムを消費する
 あてのないまま大量に持つことは、
 核の拡散防止の観点から問題が大きい。
 中国や韓国との間に緊張をもたらし、
 米国から懸念の声が上がるのは当然のことだろう。
 核テロの標的となるリスクも否定できない。

 折から再処理工場の完成は24回目の延期が決まり、3年後以降となった。
 この機会に再処理工場を凍結し、サイクル政策からの撤退を
 改めて検討することが重要ではないか。


 その際に避けて通れないのが青森県の問題だ。
 現在、使用済み核燃料は『資源』だが、再処理をやめると『ゴミ』」になる。
 青森県はゴミの引き取りを各原発に求めるだろう。

 この問題は政府が腰を据えて解決する以外にない。
 現在進められているエネルギー基本計画の改定作業の中でも
 きちんと議論してほしい
」 (引用ここまで)

②「余剰プルトニウム保有量に上限 核燃サイクル停滞で政府 
  6月17日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/ASL6F77KBL6FULBJ011.html?_requesturl=articles%2FASL6F77KBL6FULBJ011.html&rm=434

②-2「在庫プルトニウム、原爆6千発分 全量再処理見直し必要 
   6月17日 朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/ASL6J5KC1L6JULBJ003.html

②-3「(社説)高速炉開発 仏実証炉からの撤退を 6月17日朝日新聞デジタル」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13543873.html

1兆1千億円を超える税金を使ったもんじゅは、
 20年あまりほとんど動かずに廃炉になった。
 この時点で、核燃料サイクルは破綻している。
 来年度まで年50億円ほどを負担し、
 フランスの求めに応じて数億円~1兆円の建設費を折半し、
 多くの技術者を参加させる高速炉開発は、
 直ちにやめるべきだ。

 小手先の対策を取って2・9兆円をかけ再処理工場が完成しても 
 使い道はないだろう。 
 建設中の六ヶ所再処理工場は直ちに中止すべきだ。

 そして使用済み核燃料を全量再処理するという政策は
 直ちに変えるべきだ。
 原発に無駄金を使う余裕は、日本にはない!!!!!
 原発に使う無駄金を、福祉や教育に使うことになれば、
 どれほど多くの人たちが救われるだろう!!!!!

 こうした原子力政策の見直しができないのなら、
 将来、核兵器を作る可能性を残して置きたいがために、大量の
 プルトニウムを保管し続けるつもりだと言われても仕方がないだろう。
 北朝鮮の核に厳しい安倍氏は、自国の核に対しても
 責任ある態度を取るべきだ。
 それができないのなら、日本は国際的な批判にさらされ続け、
 国民の負担はさらに増すことになるだろう。


③「みんなで考えよう! 憲法のいま・みらい。」

http://kenpou-mirai.com/
         ↓


















(画像はお借りしました)


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