身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

アオダイショウの幼蛇

2007年05月12日 20時53分55秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
 11日の臨時の観察会では、アオダイショウの幼蛇を見ることもできました。

 実はアオダイショウとは、はっきり判断がつきませんでした。アオダイショウに特徴的な緑青色をしていなかったからです。幼蛇は色がよく出ていないので、見分けるのが少し難しいです。
 ただ、その色、形、動き方から、横浜市にも生息するハブ、ヤマカガシといった毒蛇ではないことはわかりました。
 
 中にはヘビを気味悪がったりして、毒蛇でもないのに殺してしまう人もいます。
 しかしヘビだって、自然の大切な仲間です。
 特に篠原園地のような地域の自然が残っている公園に生息しているならば、殺すのは絶対に良くないことです。

 写真は、ヘビの平気な女学生たちが、このアオダイショウの幼蛇を手にしているところです。
 「カワイイから持って帰りたい。」という話も出ました。
 しかし、エサの確保など飼育が難しいことを説明すると、最終的に「サヨナラしよう。」となり、私たちはヘビと出逢えたことに感謝しつつ逃がしてやりました。

 自然の生きものはペットショップで売られている生きものたちと違い、エサの確保や生息環境の再現など、飼育の難しいものがたくさんいます。
 野生の生きものには天敵もいて、このヘビも危険なしに大きく育つとは限りません。
 しかし、このようにして逃がしてやることが、自然や自然の生きものたちに対する優しさでもあるのです。
 ・・・でも、大きく育ってくれるといいですね。


注意>横浜市には毒蛇もいますので、よく知っている人が一緒にいないならば、むやみに手を出さないようにしましょう。


女子学生の自然観察

2007年05月12日 12時06分35秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
 5月11日(金)、仕事がたまたま休みだったため翌日の活動準備をしに篠原園地に行きました。

 そこで、女子学生の一行に出会いました。
 彼女たちは保育の専門学生で、幼児を対象に公園でどのようなプログラムを組むかという課題に取り組むために、篠原園地を訪れていたのです。

 引率の先生と話をした結果、彼女たちのために、臨時に自然観察会を開くことにしました。
 彼女たちは興味津々に私の説明を聞いてくれ、自然に目を向け、私も含め充実した時間を過ごしました。

 このように自然環境に親しみを持ち、大切にしtくれる人を増やしていきたいものです。
 今後も協力し合っていきたいと考えています。

側溝に渡り板が取り付けられました

2007年05月12日 11時42分13秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
 ビオトープ広場の入り口にはU字型の側溝があります。
 今までビオトープ広場に入るには、この側溝をまたいでいました。

 この側溝に、管理事務所の職員の方が、渡り板を取り付けてくれました。

 渡り板が取り付けられましたので、その両脇の側溝部分には、水生植物を植えつけていきたいと思います。

ギンヤンマの羽化

2007年05月12日 11時28分37秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
 昨日はたまたま仕事が休み。
 翌日の準備、つまり今日の活動の準備をするために篠原園地に行きました。

 ビオトープ池のギンヤンマは、6日の時点では7匹のヤゴの抜け殻を確認しましたが、11の今日では11匹分のヤゴの抜け殻を確認しました。
 そして、羽化中のトンボもいました。
 合わせて12匹確認できたことになります。

 5月26日の活動は作業日となっています。
 池のヤゴも、もう全てトンボになったことでしょうから、池の掃除も行ないたいと思います。