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身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

気候行動サミットの話題

2019年09月26日 05時22分24秒 | その他
9月23日にニューヨークで行われた気候行動サミットで、スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリさんが演説したことが各種報道で話題となっています。
発言内容や、トランプ大統領の反応などが取り上げられていました。

トゥンベリさんは演説の中で「私たちは大絶滅の始まりにいる。それなのに、あなた方が話すことと言えば、お金や永続的な経済成長というおとぎ話ばかりだ。よくもそんなことを!」と発言したといいます。
永続的な経済成長というおとぎ話・・・。私は「持続可能な発展」という言葉に内心は大変疑問を持ちながら、外に向けて「永続的な経済成長というおとぎ話」とまで強く言う表現はできませんでした。

都市というのは建物や道路や管(水道やカス管)や線(電線など)ばかりでできており、水や食物、その他いろいろな環境調節作用を周囲の自然豊かな環境に頼っています。
都市、都市に暮らす私たちも自然豊かな環境、田舎的な環境に支えられているのです。

「都市の環境の方が良い。自然環境を壊して都市環境を広げ強めて行こう!」と言って、そうしていってしまったら・・・。
ですが、そうしてしまっているのが世界また日本での傾向です。

発展というのは今のところ、自然を壊すことで成り立っています。
その自然を壊し尽くしてしまったら、持続可能な発展なんてありません。
こう考えると、それはグレタさんの言うように、おとぎ話でしかないのです。

バブル経済が崩壊した直後も、3・11の直後も「これからは物質的豊かさでなく、精神的豊かさが求められるようになってくる。」というようなことが言われ、確かに一時的にはそのようになりました。
でも世間一般では、もうそんなこと忘れられてしまっていますね。
残念なことです。

私にはトゥンベリさんのように社会に広く訴えていくようんな活動はできません。
それでも、これからも個人の生活の中でできることや、身近なところに働きかけて活動をしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。




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