身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

野外生活の思い出

2018年08月14日 10時55分47秒 | その他
夏になると思い出すのが、子供のころの夏休みです。
子供のころ、夏休みというとワクワクするものでした。
大人になり、仕事などに忙殺される今でも、やはり夏になると、「短い今年の夏を悔いのないように過ごしたい。」と思う私です。

昔、篠原園地の隣接地に野外活動センターがあり、私の小学生のころ町の子供会で施設を借りて、宿泊施設に宿泊したり、キャンプファイヤーをした記憶があります。
高校生の時は生物部で、合宿でバンガローやテントで睡眠をとった経験があります。
また社会人になってからは、横浜市の野外活動指導者養成講座を受講し、そこでキャンプや野外生活を経験しました。

野外生活というのは、不便なものです。
特に養成講座の時などは、施設の周囲は夜になると真っ暗で、街灯などほとんどありませんでした。
食事は野外炊事場で自炊します。
コンビニエンスストアはもちろん、スーパーマーケットさえも車で買い出しに行かなければならない距離にありました。

1日目、2日目はつらいと感じる部分もあるかもしれません。
しかし3日目、4日目と経つに連れ次第に慣れてきて、心地よさや楽しさを感じ、帰るころには「もう少しいたい。」「帰りたくない」と思うようになっているのです。

キャンプファイヤーというものは、豪快に火を燃やし騒ぐものではありません。
そう思っている方々もいらっしゃるとは思いますが、本来はそうではなく、囲炉裏や落葉焚きを囲むように、静かに燃える火をみんなで囲んで、交流を図るものなのです。
みんなでキャンプの時に歌う定番の歌を歌ったり、ゲームをしたり、語らったりするのですが、それらが楽しくたまらないのです。

大人になると、また社会人になると、子供のころのように無邪気に過ごしてはいられないものですね。
それは建前があったり、しがらみがあったり、立場があったりと色々なものに付きまとわれて、本来のありのままの自分ではいられないためなのでしょう。
野外生活の中では、そういったものが取り払われるのだと思います。
そういう意味で、少しでも野外生活のような状況を作り出すこと、そうした機会にふれることというのは、私は大切だと思うのです。

「夜の自然探検」の活動の中には、そういった状況(雰囲気)を作り出せるよう、工夫しているつもりです。



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来週8月24日(金)・25日(土)の活動について

2018年08月14日 08時53分23秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
先日お話ししていた、24日(金)と25日(土)に検討していた活動ですが、行なうことにしましたので、お知らせします。
特に広くお知らせしない、小規模な活動となります。

8月24日(金)夜7時から・・・岸根公園「夜の自然探検」夜7時に篠原池エコ掲示板の前に集合
8月25日(土)夜7時から・・・綱島公園「夜の自然探検」夜7時に綱島公園プール入り口前に集合

どちらも、1時間程度の活動です。
暗い上に、木の根が張って凸凹しているなど足元がよくありませんので、電球色の懐中電灯を持参し、歩きやすい安定した靴を履いてきてください。
長ズボンは必須。特に綱島公園では蚊も多いので、虫除けスプレーも必要ですが、できれば長袖のシャツの方が良いかと思います。

時期的に少し遅めなため、7月下旬から8月上旬にかけての時期よりも、セミの羽化が見られる可能性は高くはないです。
しかしながら、この夏を逃すとまた来年の夏まで待たないと見られませんので、チャレンジです!

なお、白色の懐中電灯は、虫に当てると嫌がることがあるため使用はお控えください。
電球色・橙色ならLED電灯でもかまいません。この色ならば、虫など生きものたちに対する影響を抑えることができます。
また、岸根公園よりも綱島公園の方が森として良好な環境なため、いろいろな生きものたちが見られると思います。

以上、よろしくお願いいたします。
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