身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

「篠原池の自然観察&ゴミひろい」報告(2008. 6. 7)

2008年06月10日 22時03分15秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出


6月7日(土)は、朝10時からお昼過ぎにかけて「篠原園地でヤゴ救出をしよう!」と「環境ボランティア <フキの刈り取り>を行なった後は、場所を移動し、篠原池で「篠原池で自然観察&ゴミひろい」を行ないました。

「篠原池で自然観察&ゴミひろい」は4月26日に続いて第2回目です。
前回は小雨の中決行しましたが、今回は晴れていました。
午前の活動にも参加された方々も含め、約15名の方が参加されました。

今回は、モツゴ(クチボソ)、トウヨシノボリ、ヒメダカ、スジエビのほか、前回は捕獲されなかったヌマエビも捕獲されました。
メダカは体長5㎜以下の小さな個体が何匹か捕獲されました。
またスジエビ、ヌマエビは卵を抱いている個体が確認されたほか、スジエビは体長5㎜ほどの個体が何匹か捕獲されました。

メダカに関しては、篠原池には野生のメダカとペットのヒメダカ、そしてこれらの雑種がいるようですが、ちゃんと確認が必要です。
もし野生のものが生き残っているならば、雑種やヒメダカだけになってしまわないよう対策を講じたいと考えています。





篠原園地でのヤゴ救出後の活動

2008年06月10日 21時39分30秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室


篠原園地では「ヤゴ救出」の後に、別の活動も行ないました。

それは、園内の草刈り作業などを行う「環境ボランティア」です。
しかし、ただの草刈り作業としては行ないませんでした。

篠原園地の野外プールそばには、フキがたくさん生えている場所があります。
「ヤゴ救出」に参加された方たちから、有志を募って「フキの刈り取り」を行なったのです。

そして、そのフキは「持ち帰って料理して食べてください。」ということにしました(最初からそういう計画にしていました)。

みんな家に持ち帰って、おいしく食べたかなぁ・・・?^^




篠原園地の「ヤゴ救出」報告

2008年06月10日 21時30分04秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
6月7日(土)に篠原園地で「ヤゴ救出」を行ないました。

篠原園地での「ヤゴ救出」は今年で第5回となります。
今年は大人・子供含めて約20名の参加がありました。

昨年は猛暑だったため例年よりもヤゴの成長が早く、プールにほとんどヤゴが残っていませんでした。
ヤゴは一体どうなったのかというと、羽化の途中でプールの水面に落ちて死んでしまったものが多かったのです。
平らで垂直なプールの壁で羽化しようとしても、つかまりにくくて風が吹いたりすると簡単に落ちてしまうのでしょう。

そこで今年は例年よりも2週間早く「ヤゴ救出」を行うことにしたのです。
今年確認されたヤゴ(トンボの幼虫)は例年と同じく、赤トンボの仲間で、その他の種類は見つかりませんでした。