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身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

篠原池の環境管理

2008年09月28日 08時20分02秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室

菊名エコクラブは、地域の自然が良好な状態で次世代へと残していくために活動しています。
しかし、それは菊名エコクラブだけでできることでありませんし、管理行政である北部公園緑地事務所とも連絡を取り合いながら活動しています。

その中で、北部公園緑地事務所によって、篠原池の環境管理・維持作業が行われました。
篠原池が現在の形に整備されてから、10年くらいが経過しています。
このため水生植物がかなり増え広がってきていたのですが、その水生植物の刈り取りが、9月上旬に行われたのです。
これによって当初設計・計画された形に戻り、保全・管理が実行されたと言えます。

篠原池のような身近な自然と親しむことを楽しんだり、地域の自然を本良好な状態で残そうと考え行動を起こす人は大変少ないのではないでしょうか。
そのため、どのような状態が地域の自然環境にとって良い状態なのか、多くの人が知らないままでいるのではないかと思います。

以前、この「菊名エコクラブ ブログ」でも取り上げたように、菊名池は色々な人々が色々な外来種を投入してきたために、菊名池に住み続けていた生きものたちが姿を消し、菊名池に残されていた昔からの自然環境が、とうとう途絶えてしまいました。

菊名・篠原地域でも、地域の自然と人とが密接に結びついて共存していた歴史があるのですし、そのような自然がこのように扱われていることを非常に残念に思います。

こんなことになってしまわないよう、篠原池ではこれからも、関係機関と連絡を取り合いながら、活動を継続していく考えです。


9月27日の活動予定

2008年09月20日 08時39分40秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室

 次回の活動のお知らせです。

 今年の夏、私は仕事づくめで、夏を味わうことができませんでした。
 この仕事の期間が終わって、やっと一息つくことのできた今、季節はすっかり秋。

 そこで、次回の活動は9月27日に「篠原園地で秋の鳴く虫を観察しよう!」を行ないます。

 場所は篠原園地。時間は夕方の5時から夜7時までです。
 動きやすい長そで長ズボンで、できれば赤いセロハンを貼った懐中電灯をお持ちください。
 網、容器等、多少の道具を購入しますので、一人50円の参加費をお願いします。
 開始時間10分前に、篠原園地のビオトープ広場前に集合です。

 申込・お問い合わせは 090-9343-3565(松田) まで、お願いします。

6月21日(土)の活動報告

2008年06月24日 06時24分17秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
6月21日は待ちに待った「湧水のビオトープをつくろう!」の予定だったのですが、前日から100%の雨予報。
当日は朝のうち雨がパラついたものの、活動予定時間には止みました。

参加してくださるつもりだった方もいらっしゃったのですが、こんな天気だったため、開始時間にはどなたもいらっしゃいませんでした。
湧水のビオトープをつくる場所には斜面があり、雨で濡れているため、親子連れの参加者にはちょっと危険な状態だったので、この時点で中止にしようと決めました。

その代わり、別の作業を行ないました。
ビオトープ広場の入り口部分の草刈りです。
作業中、ブログに何度かコメントしてくださった”つ”さんがいらっしゃり初対面。
菊名エコクラブの活動趣旨や今後の活動予定などをお話しして、この日の活動を終わりにしました。

「湧水のビオトープをつくろう」は別の日程を設定して行なう予定です。





せっかく咲いていたのに・・・

2008年06月21日 08時58分09秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
6月17日、篠原園地にホタルブクロが咲いているのを見つけました。
ホタルブクロは山野に生育するキキョウ科の草で、ホタルの成虫が発生する6月に釣鐘状の花を咲かせます。
近年では昔からある土手の宅地化が進んで、野生のものは次第に見られなくなってきました。

昨年の今頃、篠原園地内の2ヶ所で、それぞれ2~3株が生育して花を咲かせているのを見つけました。ところがそのうち1ヶ所のものは盗掘され、もう1ヶ所のものは台風時の大雨の時に土砂とともに流されてしまい、篠原園地では1株もなくなってしまったかと思われました。

それが今年の6月17日、別のヶ所でホタルブクロが咲いているのを確認しました。
ところが、昨日の20日にその状況を確認しようと見に行ったところ、なくなってしまっていたのです。
よく見ると葉と根は残っていましたから、花の咲いている部分の茎を切って持っていったのでしょう。

私が子供のころ、土手に咲いている花を摘み取ろうとすると、親から「これはみんなが見て楽しむものだから、取ってはいけないよ。」と注意されたものです。
大人になった私が自ら判断しても、全くそのとおりです。

篠原園地は公共の緑地です。
その緑地は公園を利用する人々みんなが、篠原園地の緑とふれあい親しむためにあるのです。
そして菊名エコクラブは、それを市民ボランティアの立場から推進するために活動しています。

篠原園地にたった1株咲いていたホタルブクロ・・・。
園地内では珍しい植物だということは、誰が見てもわかるはずです。
大人が取ったのか子供がとったのかわかりません。
子供が単独で取ってしまったならまだ良いですが、
大人が取ったのだとしたら、本当にマナーが問われます。

マナーを呼びかけることを含め、
今後はこうした野草の保護にも力を入れていきたいと考えています。

明日(6月21日)の活動について

2008年06月20日 18時44分27秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
明日、21日(土)は100%雨の予報ですね。

湧水のビオトープづくりということで、雨が多く、湧水量も多いこの時期に行なうことにしたのですが、本降りの雨では作業は困難です。

もし大雨でも、私自身は10時から2時までの間は篠原園地にいます。
管理人さんも交えて、部屋の中で待機しながら菊名エコクラブの活動の趣旨や今後の活動予定について、話し合いをします。

そして様子を見て今日のような小雨や通り雨ならば、雨の止むのを見計らって、できる作業を行なうつもりです。
なお、本格的な作業は、また予定を立て直します。

くわしくは下記の電話番号まで、お気軽にお問い合わせください。

090-9343-3565(松田)





6月21日(土)の活動予告

2008年06月16日 06時43分41秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室


6月21日(土)は、待ちに待った「湧水のビオトープづくり」です。

一昨年の秋に許可をもらって以来、高低差の問題で実現可能かどうかが微妙なところだったのです。
実験を繰り返した結果、当初の考えていたよりも長さが短く、水量も少ないですが、湧水のピオトープができることが判明しました。

・・・というわけで、6月21日(土)は「湧水のビオトープづくり」を行ないます。
くわしくは、投稿してあるチラシをご覧ください。

篠原園地でのヤゴ救出後の活動

2008年06月10日 21時39分30秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室


篠原園地では「ヤゴ救出」の後に、別の活動も行ないました。

それは、園内の草刈り作業などを行う「環境ボランティア」です。
しかし、ただの草刈り作業としては行ないませんでした。

篠原園地の野外プールそばには、フキがたくさん生えている場所があります。
「ヤゴ救出」に参加された方たちから、有志を募って「フキの刈り取り」を行なったのです。

そして、そのフキは「持ち帰って料理して食べてください。」ということにしました(最初からそういう計画にしていました)。

みんな家に持ち帰って、おいしく食べたかなぁ・・・?^^




6月7日(土)の活動予告 その2

2008年06月03日 20時51分14秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室


午前中からお昼にかけて、篠原園地で「ヤゴ救出」と「環境ボランティア」を行なった後は、岸根公園の篠原池に場所を移動します。

篠原池で行なうのは「篠原池の自然観察&ゴミひろい」です。
私が胴長(ウェーダー)をはいて池の中に入り、池の中にいる魚介類を捕獲します。この時、ゴミがあれば一緒にすくいます。

参加者のみなさんは池の岸でそれを受け取り、ゴミはゴミ袋に、生きものたちは生きもの様の容器に入れてください。

そしてみんなで、どんな生きものたちがどれだけいたかを確認します。
またゴミもどんなものがどれだけあったかを確認します。

最後に、色々な生きものたちを篠原池で確認しての感想を書いてください。




4月26日の活動(午後)

2008年04月20日 06時26分53秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
4月26日の午後の活動です。

申込み不要の自由参加方式ですが、事前に参加者の人数がわかった方がやりやすいので、このブログをご覧になった方はメールでご一報ください。
よろしくお願いいたします。

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活動名:篠原池の自然観察&ゴミひろい
目 的:篠原池の自然とふれあいながら、自然の生きものたちのためにゴミひろいをします

日 時:2008年4月26日(土) 午後2時に現地集合
持ち物:動きやすく汚れても良い服装、長ぐつ 
参加方式:参加費無料、申込なしの自由参加方式
お問い合わせ先:090-9343-3565(松田)
主  催:菊名エコクラブ

4月26日の活動(午前)

2008年04月20日 06時16分13秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
4月26日は2本立てで活動を行ないます。
午前は篠原園地で、午後は岸根公園の篠原池で活動します。

まず午前に行う篠原園地の活動です。
篠原園地の野外プールには、現在オタマジャクシが泳いでいます。
このオタマジャクシをみんなで採集しましょう。
採集したオタマジャクシは家で育てて、カエルになったら逃がしてあげてください。
何年か後に、また産卵しにきてくれるでしょう。

申し込み不要の自由参加方式ですが、おおよその人数把握をしたいので、このブログを見て参加される方は、メールにてご一報ください。

kec-tm@mail.goo.ne.jp

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日 時:2008年4月26日 午前10時半から
(自然観察も含めて1時間半程度)
場 所:篠原園地の野外プール
持ち物:採集用の網・容器、動きやすい服装

菊名エコクラブ 活動の3本の柱

2008年03月23日 21時23分44秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
 菊名エコクラブは、少人数で町なかの決して大きくはない公園で活動していますす。また楽しく活動することを心がけているので、趣味か何かの集まりだと勘違いされているかもしれません。

 しかし少人数でも、楽しく活動していても、身近な自然について理解を深める場を人々に提供し、また、活用しながら身近な自然を守っていくボランティア活動なのです。

 ただの楽しみや趣味と同じくされたくありませんので、どこが違うのかじっくり考えてみた結果、身近な自然を守っていくのに必要だと考えられる「分かち合い」「環境学習」「活用保護」の3つの要素を満たしていることに改めて気づきました。

 身近な自然を守っていくには、分かち合い・環境学習・活用保護の3つの要素が不可欠です。
菊名エコクラブは身近な自然を守っていくのに必要な、これらの3つの要素をきちんと踏まえながら活動しています。

●分かち合い
自然は個人や一部の人たちのものではありません。
菊名エコクラブでは身近な自然を再発見したら、みんなに分かち合っていきます。

●環境学習
ふだんから自然と親しむことのない私たちは、実は自然のことをあまりわかっていません。
菊名エコクラブでは、初心になって自然のことを学んでいきます。
(高校レベルの生物学などの内容を元に、自然環境や生態系、生きものの生態について、活動の中でわかりやすく説明します。実際に自然とふれあいながら、みんなで楽しく学んでいきます。)

●活用保護
自然を守ること・共存することとは、自然の与えてくれる恩恵に気づいて、活用し続けていくことです。
菊名エコクラブは、身近な自然をこれから先も楽しく活用していけるよう守っていきます。


1月27日の活動予定

2008年01月20日 07時48分48秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
次回の活動は1月27日(日)午前10時から、篠原園地で「冬の朝の自然観察会」を行います。

朝は小鳥たちが最も活動する時。冬は木々が葉を落としているので3シーズンより姿を見やすい上に、冬にしか見られない渡り鳥を見ることができます。
もちろん小鳥以外のものも観察しますよ。
終了後は温かいお茶でも飲みましょう。

参加費は100円。温かくて動きやすい服装でお越しください。当日10時5分前に篠原園地ビオトープ広場前に集合で、終了は11時ごろ。その後は12時ごろまでお茶を飲みながら自由解散です。
お申込み、ご質問はこちらまでお願いします。
kec-tm@mail.goo.ne.jp

菊名エコクラブ ブログ(携帯版)誕生!!

2008年01月19日 22時20分07秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
携帯でも菊名エコクラブの活動予定を知りたい。…そんなご要望にお応えして、今日、「菊名エコクラブ ブログ(携帯版)」が誕生しました。
携帯専用ということで、活動予定を簡潔にお伝えするなど、必要最小限の情報を掲載していきます。
よろしくお願いいたします。

http://blogs.dion.ne.jp/neco_matsuda/

生きものたちの星、私たちの地球

2008年01月02日 06時21分40秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
新年あけまして、おめでとうございます。

昨年の元旦、私はテレビ東京の環境番組で、「新年あけましておめでとうございます。今年も私たちはこうして新しい年を迎えることができました。しかし、年を越せなかった生きものたちもいます。」という”生きものの絶滅”を示唆する挨拶が心に響いて、新年を迎えました。

今年はというと、昨日の元旦と同じテレビ東京の番組が放映されたほか、NHKでも環境番組を放映していました。
またTBSは今日2日と12日に環境番組を組んでいますし、テレビ朝日は4日に4時間にも及ぶ環境番組を放映することになっています。
地球温暖化を中心とする環境問題に警告を発する番組が、今年は異様に多い印象を受けます。

地球は生きものたちの星です。青い空と海、緑の大地、そしてそこに色々な生きものたちが住んで生きているから美しいのです。
しかし地球環境問題というと、外国が取り上げられてばかりいます。
地球全体のことですから当り前のことなのですが、地球はどこか遠いところにあるのではありません。私たちが一人一人、今いる場所が地球なのです。

私たちの周りには地球の大気が取り巻き、足元には大地が、身の回りには自然の緑やいろいろな生きものたちが住み、生きています。
こうした身近にある自然環境も、守るべき大切な地球の自然環境のはずです。
私たちはこうした身近な自然環境に対して、どんなことをしていますか?

テレビを通して環境について学ぶことも大切ですが、身近な自然環境と生でふれあい、それらを大切にしようとすることもとても大事で、不可欠な環境保全活動のはずなのです。
これらのテレビ番組は、たいへん多くのスタッフの方が地球環境への思いを込めて作られたに違いありません。
せっかくこのお正月に多くの環境番組をやっていたのですから、それきり悪れてしまいたくはないものです。
菊名エコクラブは、身近な自然と楽しく親しみながら自然環境体験をして、同時に守っていくという活動を今年はよ月のり一層、活発に活動していきたと思います。


写真は昨年12月22日の菊名エコクラブの活動です。