ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)細川 貂々幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
その後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)細川 貂々幻冬舎このアイテムの詳細を見る |
いまや、日本では、うつ病患者が100万人を超えたといいます。決して、珍しい病気ではなく、誰だってかかる可能性があります。いつか、心ない政治家が、気の弱い人間がかかりやすい旨の発言をして問題になりました。治療法もあるし、何といっても、家族や職場の同僚などの周囲の理解があれば、回復する可能性も高まるし、患者本人や家族が必要以上に苦しまなくてもいいはずです。社会がもっと、病気や患者に対する認識を深めることが、うつ病の増加に対するいい手立てになります。しかし、「世間」と呼んでいる社会には、病気に対する誤解と偏見が満ちているようです。患者に対して「怠け者」と評価することはその一例です。
漫画家の細川貂々(てんてん)さんが、うつになった夫を支えて、自らも変化していく生活を描いたコミックエッセー「ツレがうつになりまして。」が、テレビドラマ化します。この原作は、発売されるや、30万部を超えるベストセラーとなりました。
ドラマの方は、NHK総合の金曜ドラマの「ツレがうつになりまして。」です。うつ病に立ち向かう夫婦を演じるのは、藤原紀香・原田泰三です。
が、うつ病に立ち向かう夫婦を演じます。この番組が、夫婦愛を描きながら、うつ病の社会的理解に役に立つことを希望しています。
ストレスの多い現代社会、それに加えて最近の不況は、誰がなっても不思議でないうつ病の発症に輪をかけるかも知れません。うつになっても、患者が家族や周囲の人々と協力し合って、この病気を克服できたらよいですね。是非、ドラマを拝見したいと思っています。
【放送予定】2009年5月29日(金)、6月5日(金)、6月12日(金)午後10:00~10:43
【脚本】森岡利行
【出演】藤原紀香 原田泰造 風吹ジュン 濱田マリ 小木茂光
設楽統(バナナマン) 駿河太郎 黒川芽以 田島令子 宮澤ミシェル
この企画が出た時に、キャスティングを見ましたが、原本を考えるとキャスティングミスに感じます。トッペイさんは、どう思われますか?
特に藤原紀香が原作者のイメージとは合わない気がするんです。勿論ドラマですから・・・
このドラマ、ただのドラマにならないと思うんです。欝の人達も見るでしょうから・・・
このキャスティングは、ただの視聴率目当てに感じます。藤原紀香の好き嫌いは別にして。
この番組、興味があります。
是非みたいと思います。
うまくドラマが作られれば、うつに対する社会への認識が深まるきっかけになるかも知れません。確かに、話題性の創出という面は否めませんが。
もし、ドラマにおかしな描き方があったら、くんまさん、どうか、ブログで発言してください。当事者としてのくんまさんの意見は貴重ですから。そして発信してください。
涙が出るくらいの演技を期待しています。
大阪からのコメント、ありがとうございます。勉強会、うまくいったようですね。