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大日本住友の新薬 中身同じ 名前変更⇒薬価113倍

2009-11-03 01:08:54 | 政治
しんぶん赤旗 大日本住友の新薬 中身同じ 名前変更⇒薬価113倍

 今回のニュースは、国民の健康に関する大事なニュースにも関わらず、一般紙で取り上げられず、9月24日付けの「しんぶん赤旗」に載せられたものである。

 同一成分の薬を、別の商品名で「新薬」として承認したら、薬価が113倍に跳ね上がったとする驚くべき話であった。

 1錠(100mg)38・5円の抗てんかん薬として薬価に収載されていた「エクセグラン」(一般名 ゾニサミド)が、名前を変えただけの抗パーキンソン薬「トレリーフ」として、2月25日に中央社会保険医療協議会(中医協)で「新薬」として承認された。「トレリーフ」を100㎎に換算した薬価は、4439.6円となり、何と薬価が113倍となっている。
 新薬「トレリーフの売り出しに合わせて改定された、エクセグランの添付文書には、「ゾニサミドをパーキンソン病(本剤の承認街効能・効果)の治療目的で投与する場合には、パーキンソン病の効能・効果を有する製剤(トレリーフ)を用法・要領通りに投与すること。」をわざわざ記載するに至っている。同じ成分の薬なのに、抗てんかん薬ではなく、抗パーキンソン薬として使用する場合は、わざわざ、高い薬価の方の薬を使わなくてはならない仕組みになっている。
 製薬メーカーと厚生労働省の癒着があるのではないか。
 その後、10月30日付の「しんぶん赤旗」では、すでに薬価基準に収載されている薬の別名であることをひた隠しにして、審議された結果であることが明らかになったと報道している。


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