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ばななさん紹介、地元で観葉植物「雫石」ブーム/珍しく多肉植物に関するニュース

2010-04-26 23:12:19 | 園芸
ばななさん紹介、地元で観葉植物「雫石」ブーム(読売新聞) - goo ニュース

 ハオルチア・オブツーサという多肉植物が、吉本ばななさんが自身の小説で取り上げ、和名が「雫石」ということから、地元でこの植物がちょっとしたブームになっているという。
 多肉植物に関しては、随分と変わった和名が付けられたものが少なくないが、勝手な名前を付けないで、本来は、学名で呼んで欲しい所である。
 オブツーサは、先端が透明な窓となっており、何とも可愛らしくもあり、宝石のような植物である。値段もさほど高くなく、容易に繁殖するので、多肉植物の入門には相応しいかもしれない。花は、さほど目立つものではなく、地味なものである。
 なお、新聞の記事は次の通り。

『南アフリカ原産の観葉植物「オブツーサ」が、ひょんなことから岩手県雫石町内でブームになっている。

 町内の園芸店ではわずか2か月間に200個が売れるという人気ぶりだ。きっかけは、オブツーサが国内で雫石と呼ばれていることを紹介したよしもとばななさんの小説。町内で口コミで広まり、一気に火がついた。町では、オブツーサを町のPRに役立てたい考えだ。

 オブツーサはユリ科の多肉植物で、ラテン語で「丸味を帯びた形」という意味。肉厚の滴型の葉の先端が透き通っていて、人気の観葉植物だ。国内で雫石と呼ばれるようになったのも、この滴型の葉に由来しているという。よしもとさんの小説「王国」の主人公の女性はこの植物にちなみ「雫石」と名付けられている。

 ブームの火付け役は、同町長山でペンション「山賊」を経営している鳥居義弘さん(53)。昨年夏、インターネットのサイトで、よしもとさんの小説のことを知り、同年10月、中屋敷十町長に会った際に話題にした。

 町長も早速、インターネットで購入し、町長室で育てたところ、職員の間で「葉がきれい」「かわいい」と話題に。職員が株分けして各課の窓口や総合案内所に置いたり、カメラで撮ったりして、オブツーサは町役場で人気を集めた。

 その後、ブームは口コミで町内に広がり、今年2月から販売を開始した同町長山のガーデニング専門店「花工房らら倶楽部」でも、約200個が売れた。

 町では昨年12月、よしもとさんに感謝を込めて「岩手には雫石という町がある。小岩井農場もあるので機会があれば遊びに来てください」と手紙を出した。1週間後、「岩手は宮沢賢治のふるさと。家族と1度は訪れてみたい」と電子メールが返ってきたという。

 中屋敷町長は「偶然の産物だがこれも何かの縁。よしもとさんとの交流も深めていきたい」。火付け役となった鳥居さんも「“雫石あねっこ”に代表される美人の里のイメージとも合う美しい植物。広まってくれるといい」と期待を込めた。』

 下の写真は、僕が育てているオブツーサの変種のピリフェラ・トゥルンカータである。只今、株の真ん中からつぼみを付けた茎が伸びている段階にある。はじめは、一株であったが、写真のように、子どもの株を付けて増えていく。
緑の葉の先端の窓を光に透かしてみるのも、楽しいかもしれない。
 透明の窓を有しているオブツーサの仲間も色々と存在するので、機会があったら探してみるのも、花屋巡りの楽しみの一つである。でも、多肉植物を専門に扱っている業者にあたるのが一番手に入りやすいかな。



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