トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

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手話カレンダー

2008-12-05 19:46:21 | 手話
200年度の手話カレンダーを各聴覚障害者団体で発売しているそうです。北海道、長野、三重県などの団体です。
 このブログに、手話カレンダーで検索してアクセスしていただく人がいます。その件については、投稿をしていなかったので、各団体のHPへアクセスしてみてください。長野県については、下からリンクをしてみてください。手話動画による説明を見ることができます。また、長野県での他の情報も見ることができるので、手話に触れてみてください。

2009年手話カレンダーができました2009年手話カレンダーができました

明石詩子のおとなのオフタイムスペシャル!! <PVー27歳>

2008-12-05 18:46:16 | 音楽
明石詩子のおとなのオフタイムスペシャル!! <PVー27歳>


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日記風に  「謡曲・松虫を録画で観て」

2008-12-05 14:24:08 | 日記
 最近はすっかり「障害と文学」のカテゴリーについて投稿していない。先日亡くなったウイリアム・ギブソンの戯曲「奇跡の人」についても書かなくてはなと思いつつ、筆が運ばない。舞台は青年劇場の上演を観た。そう言えば、ガラスの仮面でも取り上げられていました。

 今年もあとわずかとなったが、ブログ用にテレビ番組を録画したものの、まだ未見のものがかなりある。年内には、消化しなくてはと思っている。先日、その中の能を観た。「松虫」である。この作品は同性愛を扱った作品である。そのため、「マイノリティと文学」というカテゴリーで感想などを書こうかなどとと思った。しかし、この分野は範囲が広いし(作品が多い)、特に専門的な知識もある訳でなく、「障害と文学」同様、自分には気が向いたら書くレベルだと思った。遠く昔のサッフォーの時代から、この系譜はずっと続いている。古代ギリシャ以前は思い至らない。民俗学や人類学、神話学の範疇か。

大学生の時に、橋本治の「桃尻娘」を読んでいた。講談社文庫にもなり、連作が作られた。映画化もされた。ただし、日活のロマンポルノなので、18歳未満禁止だ。この作品に出てくる「おかまの」木川田君は読者にはかなり人気があった。この時代、まだ、「おかま」という言葉が平気で使われていた。映画だったら2作目だったか、木川田君は先輩のバスケット部の先輩に恋をしていた。先輩は、ノンケ(異性愛者をそう呼ぶ)だから、恋など成就するはずがない。休み時間には、先輩の教室をのぞきに行っていた。この木川田君を同じように教室に見に来る後輩が現れた。木川田君に恋している。木川田君はあまり関心が無いのだが、ある日、彼を自分の部屋に連れて行き、怪しい雰囲気になった所を父親に見つかってしまう。あわてた父親は木川田君を精神科の医師のもとに連れていく。

 当時は、同性愛は精神病の範疇に入っていたようだ。その後は、広辞苑からも「異常性愛」という説明が消えた。

 この作品は、フジテレビでテレビ化もされたが、残念ながら一部しか見ていない。

 エイズ流行以前の文学作品と、以後のそれではどのような変化があるのか等の問題もあるが、とてもそこまでの考察は無理であろう。

 謡曲「松虫」に関しては、当時の武家や僧侶の間では果たして、マイノリティの扱いとするのかは問題がある。京都の醍醐寺には、「稚児之草紙」という絵巻物が残っている。内容が内容だけに、門外不出の秘巻となっている。奥書きには、元亨元年(1321)とある。雑誌夢想15に堂本正樹氏の解説と本文が紹介されている。三島由紀夫はこの絵巻を見ることができ、「禁色」で触れている。絶対非公開が原則なので、夢想の本文は新納忠之介の模本に依っている。堂本氏は、幸運にもこの絵巻の実物を見る機会を得た。こうした絵巻の存在からも、室町時代などある時代では、同性愛の扱いも特別視するようなものではなかったのかも知れない。だから、マイノリティという立場で見るとしたら、現代の視点からである。

 「稚児さん」なる言葉は、昔の学生の間にも残っていた。女学生の間に、「エス」なる言葉があったように。

 そう言えば、「ハートをつなごう」の録画もそのままだ。

 テレビ版の桃尻娘は2作作られたが、もう見ることは不可能なのだろうな。
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日記風に 「保険証取り上げと言葉狩りの記憶」

2008-12-05 01:24:33 | 日記
 今、派遣労働者の大量解雇など、貧困化の波が我が国を襲っています。国民健康保険を滞納する世帯も増え、自治体では保険証を取り上げ、資格証明書の発行が行われる傾向にあります。資格証明書では、いったん病院窓口で医療費を全額支払う必要があります。子供のいる世帯では、事態はもっと深刻になっています。子供には、なんら責任がないのに、家庭の経済的状況から受診を控えることになってしまします。
 報道によると、自治体によっては対応が改善された所があるそうです。秋田県は、子供のいる国民健康保険被保険者資格証明書世帯に対して、「短期被保険者症の交付に努めることとする」とした通知を各市町村に発送しました。
 新潟県上越市では、国民健康保険料滞納世帯の子供への資格証明書発行・国民健康保険証取り上げを止めて、短期証ではなく、一般保険証を交付することを決めました。対象は高校生までとされ12月から実施する予定です。
 こうした動きが、全国に広がればいいですね。

 もうかなり前に、一部団体の行き過ぎた言葉狩りが、マスコミや芸術の世界までの吹き荒れたことがあります。テレビなどで、昔の映画などの作品を見ていると、セリフが消えることがありました。差別語だとされた言葉の部分です。最近では、古い時代の作品の上映の前には、DVDでも時代背景などの断り書きを示す事によって、カットされなくなりました。あの時代は、ひどいケースがありました。ちあきなおみの歌のタイトルが差別用語とされ、放送禁止の扱いを受けていました。

 こうした流れは、身障者運動にも影響を与えました。

 耳の聞こえない人は、ろう者という言葉を差別用語としてはしていません。母語として手話を使う人の事を、特にろう者と指すこともあります。聴覚障害という言葉に関しては、障害という言葉を嫌うろう者もいますが、団体名にも使われています。

 問題は、障害という言葉です。害という言葉を「碍」に置き換えて障碍とすることもありますが、「碍」もやはり「さまたげ・じゃまもの」という意味もあるので、よりましな表現ともいえないようです。害を「がい」と平仮名表記することもありますが、これも言葉を置き換えただけで、音は同じなのでどこまでましなのかよく分かりません。障がい者という言葉が長い間に社会に定着すれば良いのかも知れませんが、やはり語源の問題は残るでしょう。「障」も障りという意味だから、これも平仮名表示にしても「しょうがいしゃ」としても同様かも知れません。英語と違い、使い分ける言葉が無いようです。

 最近、評判の悪い「後期高齢者」医療制度を「長寿」と言う言葉に置き換える動きがありましたが、言葉を置き換えても、本質は変わらないということを示すだけでした。