川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

ルリちゃんなう!ルリちゃんなう!ルリちゃん、ルリちゃん、ルリちゃんなう!!

2013年02月24日 | 俺の撮影

今日は早朝散歩ではなく遠征w

この前行った安養寺に明け方の時間帯を狙って行ってみました。さあ、何が撮れるかは…

え?タイトルでだいたい分かった?


Canon EOS-1D Mark III + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
1/60s, f/4.5, ISO 800

で、いきなり野鳥じゃないんかいっ!

いや、ここに来たら仏像でしょ?…というのは言い訳でw

この時間帯いるのは木の高い方に留まっているエナガばっかりで、全然狙えなかったので。

こんな事あろうかと持ってきていた広角レンズで。朝日って、結構彫りが深く出て楽しいよね。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/250s, f/4, ISO 800

ピンクの椿。

ちょうどそこに日が射して、すごくキレイだったので…。写真で見たらそうでもないけどw


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/320s, f/4.5, ISO 800

お寺の中って、本当に野鳥がいなくってw

来るのは、お供えの米を狙うスズメとかw

いや、鳴き声を聞けば、5種類ぐらいいるんだけど、見えない鳥は撮れないよw

写真は、着地失敗!ずっこけるスズメ。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/1000s, f/8, ISO 800

そんな中、聞き慣れない「ヒッヒッ」と鳴き声がして見上げると、首の周りがピンク色の鳥が。

嘘っ!この鳥は…!!

ウソですw

食べるものが無いのかねぇ。サクラの木の芽を食べていました。ウソが大発生すると、サクラが全く花を付けないと言うけど、こう言うことなんですな。


Canon EOS-1D Mark III + TAMRON SP AF ASPHERICAL Di LD [IF] 17-35mm 1:2.8-4
1/250s, f/8, ISO 800

ウソ以降は、また野鳥が見つからず、広角でノーファインダー撮影。

明け方通り雨が降ったみたいだけど、こう言うのに滴がついていたらアクセントなんだけどねぇ。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/400s, f/5, ISO 800

このお寺は、いろんな種類の椿が咲いていて(まだほとんどが蕾で、シーズンはこれからだけど)、こういう感じのマーブルな花も咲いている。

この写真は、本当はこの椿を主題に撮ろうと思ったんだけど、ファインダー覗いたら、バックのぼけが良い色で、そっちの方も主題にしてみたつもり。

逆に「何を見せたいんだ?」って写真になったかなぁ?


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/200s, f/4, ISO 800

どうもお寺の中には野鳥は少ないと思って、お寺の外の果樹園への農道をブラブラしてみると、いるじゃん、いるじゃん。

ヒヨドリ、アオジ、シロハラ、メジロ、シジュウカラ、ジョウビタキ(メスw)など…。

 

そんな中、青い鳥を発見!うん?こんな山道にカワセミ?…な訳ないか。カワセミよりはグレーがかった青だし…

え?それって?俺が、いつか撮りたいと願っていたアレ?


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/320s, f/4.5, ISO 800

このチャンス、絶対逃したくはない。

近づくような、離れるような、そんな足取りで。顔とカメラは明後日の方向を見つつ、目だけで目標を追いかける。射程圏内でもカメラを向けるのはこうした影にいる時だけ。

こんな時に、障害物がないところに飛び出してくれれば、そのまま撮影出来てラッキー!!

さあ、飛び出せっ!!


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/250s, f/4, ISO 800

出たぁ!

俺の当面の目標だったルリビタキのオス!

なんてキレイなんだろう。そしてこの仁王立ち。格好良すぎますw


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/320s, f/4.5, ISO 800

ルリちゃんは俺を誘うように、俺の歩幅に合わせるように奥へ奥へ。おいおい、俺をどこかに誘っているのか?

このまま着いていったら、どこに行く?野鳥だらけの竜宮城かい?

…などと妄想しながら後を着いていくと、空気読まない軽トラがブロロロロロ…。

俺とルリビタキとのファーストコンタクトはこれにて終了。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/2000s, f/10, ISO 800

ルリビタキが誘ってくれた場所は、割と野鳥が集まるところらしく、何より日差しが良くって撮影するのに最適な場所。

強い日差しで、こっちが見えづらいのか、ここの野鳥は結構寄れるんだよなw

これはホオジロのオス。鳴くと結構やかましい鳥なんだけど、今日は大人しくしていました。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/1000s, f/7.1, ISO 800

今日も出て来たか、メジロ!!

荒川静香ばりのイナバウアー。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/1000s, f/8, ISO 800

ヒヨドリ。

この辺りは、結構寄らせてくれる鳥はいるけれど、レアな鳥って訳でも無く…。ルリビタキの後では、何を撮っても萎えてしまう。

もうそろそろ帰ろうかなと思ったところ…


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/500s, f/5.6, ISO 640

あらら、再びルリちゃんなう!

あ、そうか。ルリビタキもジョウビタキなんかと同じヒタキの仲間。と言うことは、縄張りの中を移動しているんだ。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM
1/800s, f/7.1, ISO 640

と言うことは、逃げてもそう遠くへは行かないって事だな。

ならば、じわじわ追い込んでやろう。

そこで、ノートリミングで、ここまで大きく撮れるほど寄ることが出来ました。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(等倍トリミング)
1/800s, f/7.1, ISO 640

一番寄れた写真から、等倍トリミング。さすがに、等倍だと、画質も今イチだし、偽色も盛大に出て来てしまう。


(上の写真と同データをSILKYPIXで現像)

そこで、最近某オークションで手に入れたRAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro 5」を使って現像してみる。

このソフトすごい。毛のところは、それなりの風合いを残し、背景のぼけのところは、とことんなめらかに。こんなのは今までは範囲を決めて、人間がちまちま加工するしかなかった。だけど、こんなの自動で出来ちゃう時代になっちゃったんだなぁ。

色もいろんなプリセットの色パターンの中から選べられる。俺は、朝日っぽい赤みを除いて、ルリビタキ本来の色が出てる、この色を選んだ。

色を操作していると、ますますキレイな鳥だなぁと感心してしまう。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/640s, f/5.6, ISO 640

ただ、これ以降日差しが強すぎて、写真が白飛びしちゃうような事態に。

カワセミは光を浴びれば浴びるほど、青く(と言うか緑色に)輝く羽根を持っているが、ルリちゃんにはそういう特徴は無いようだ。


Canon EOS-1D Mark III + Canon EF 300mm 1:4 L IS USM(トリミング)
1/640s, f/6.3, ISO 640

白飛びした羽の色を記憶の色になるまで、色味を増すと、今度は背景がうるさくなっちゃうなぁ。チョットきついねこれは。

 

それでも、今日のルリビタキとの出会いはセンセーショナルだった。

いつかは撮りたい鳥だったけど、じゃあいつ撮るか、「今でしょ?」って突然現れるんだもんなw

 

ああ、今日もジョウビタキのオスは撮れなかった。

ルリビタキよりレアなジョウビタキなんて…w