![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/6f/5d35cc5cc618e1999e30f5160e393e34.jpg)
スペイン旅行4日目はアンダルシア地方グラナダの赤い丘と呼ばれる高台
に建つアルハンブラ宮殿(世界遺産)に来ています。
キリスト教徒の反撃に備え13世紀に建設が始まった城はおよそ170年掛けて完成
カトリックの国スペインを800年近く支配してきたイスラム統治の面影が至る場所に
残る宮殿なのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/8c/21b9e17e61612b5e0e1da689bc55f5f8.jpg)
1492年グラナダ陥落後にイスラムに対抗して建てられた
ルネッサンス様式のカルロス5世宮殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a8/fd8b5ba9f43047198dd67d869999b9ce.jpg)
カルロス5世宮殿内、コロッセオをイメージしたローマ風建築
これから見るアルハンブラ宮殿の中では違和感のある建物なのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/b2/ef237a20212241e006776eda3460196b.jpg)
ここからがイスラム建築のアルハンブラ ナスル宮殿内部、
メスアール宮 コマレス宮 ライオン宮の3つの宮殿からなり
最初はメスアール宮の内部です
イスラム建築によくあるのが 鮮やかな色彩のタイル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/41/02582e86647167482ff40b3eefd6247b.jpg)
建物内の壁を埋め尽くすアラベスク(幾何学模様)が特徴
イスラム教は偶像崇拝が禁じれている為人や動物をモチーフとせず
直線や曲線 花や植物のつるを組み合わせたり
装飾文字のカリグラフィーが使われています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/21/3a2f4da4b704a08696672317c19902fb.jpg)
かつては王宮に来訪した者の控室として使われた
「メスアールの間」を抜けて中庭にでます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/18/e3a2f6279fd3f18119ff6d7d30fd1a21.jpg)
イスラム建築では この柱のアーチが特に凝っているそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ba/af11f83b1737aac9460cc02492b320bd.jpg)
アラヤネスの中庭にやってきました、
正面の奥に見えるのが先ほどのカルロス5世宮殿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/28/73a71a4de75a60a378e9a41e7edeb3c7.jpg)
水面にシンメトリーで撮れる撮影ポイントです
向こう側にいって撮ってみましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/29/852c09d3773caa1aef76374eadba8917.jpg)
水面に写しだされるように計算されて設計されたコマレス宮
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/40/f50be147e91b7b880e6d4e955cba4306.jpg)
コマレス宮の奥の位置ある大使の間の天井
18メートルの高さがあり 北アフリカを故郷とする
イスラムの人々が砂漠の真っただ中で見た夜空
をイメージしているのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/2d/4923f8093796f5fbf377bb7b04645021.jpg)
壁一面のアラベスク
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/4d/2bd29a26e1bfb7f7c22ca6ccaccff5e1.jpg)
ここからライオン宮に入ります。
砂漠のオアシスをイメージした
12頭のライオンが噴水を支える 獅子のパティオ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/61/1fff2a6ee7a1a9078ea63204d6366c47.jpg)
獅子のパティオの南側のアベンセラッヘスの間
鍾乳洞のような蜂の巣状の天井
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/9b/b4105a0ef871d0fbacd11943afdef913.jpg)
ムカルナスという鍾乳石飾りのイスラム独特の立体模様で
凹凸のある細かな部品を組み合わせて造られています
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3f/750940ea129196d6f4ff67dcbd6d291b.jpg)
壁一面のアラベスクに圧倒されます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/2d/060013996277b134cd5ebe7d2e22c193.jpg)
獅子のパティオの北側にある二姉妹の間
天井がハチの巣状になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/72/a93d9e58ad4461bcec8ed7651bd26be2.jpg)
ここからわずかに残っているステンドグラスが見えます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/65/49d8bbd4919d39ea10b2e686fe711bec.jpg)
諸王の間 ここから見るアーチの連続が美しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/2d/c91f79fb690d342b934594da167b6688.jpg)
壁には立体的にアラビア文字のレリーフが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/de/0354a7f303267e9e5c2406c260534a91.jpg)
通路の窓ガラスには動物のシルエットが貼ってあり、
まるでアルバイシンの街を飛んでる様に見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/e0/97caf551094c0a26f5447a647459feb4.jpg)
宮殿から北側の丘に見える
昨晩歩いたイスラム支配時代のアルバイシン地区です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/c9/fecc3e8755838d1b5400d8fa395c36f9.jpg)
ここはトイレ跡だそうで、当時から水洗トイレなのです。
アルハンブラは小高い丘の上に建っていて
当時から水は6キロ離れた山の川から高低差だけで
引っ張ってきている給水設備があったとは驚きです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/ff/0943306458bf0c6fdf3293d8cc29c274.jpg)
宮廷群を抜けると緩やかな傾斜地の庭園「ヘネラリフェ離宮」に続きます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/51/30a00ad52eb95344e86ee60ce8e3e799.jpg)
アセキアの中庭
アンダルシアの夏を涼しく過ごせるように噴水や池で涼を演出しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/90/d7fb3048c6adf0fcad71e4bca3b5a72b.jpg)
かつてはイスラムの王族しか 歩けなかった道を
こうしてカメラぶら下げてお気楽な日本人が歩けるなんて
ありがたいわ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/ca/ed8399e1e7d7e9d9aa0733a416bc0686.jpg)
庭園から見るナスル宮殿とアルバイシンの街並み
結構歩いてきたでしょ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/42/cdbbea14cdb6a6b3f5488ae9003b471e.jpg)
アルハンブラ宮殿を出たところにあるカフェで休憩
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/72/f511f003178fc662f534d0102e2c0c3f.jpg)
広大な敷地を3時間ぐらい歩いたかな
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/a9/7fb3e863d19c94d2b83b8b476b65ce79.jpg)
天気が良いのでテラス席でコーヒーを頂きましょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f7/6e4fd941ee4d1142889855ddd367be9f.jpg)
聞きなれない言葉や一度は耳にした名前など
新鮮な気持ちで楽しませていただきました。
テラスでのコーヒー横のコインはいくらだったんでしょうね。
私もガイドブックをPCの横に置き見ながら
書いてましたから
書いてる本人も理解していません( ゜Д゜)
テラスのコーヒーは確か釣銭から計算して
1.9ユーロだったと思います
250円ぐらいかな レシート無くしたので
ひょっとしたら間違ってるかも( ゜Д゜)
これはもう圧倒されてしまうでしょうね。
写真だけでも言葉を失いそうになります。
・・・D7000ではこんなに写らなかったでしょうね。(^_^ゞ
発色が、とても気に入ってます
実際見ると これ作るのにどんだけ手間と
時間かかったんだろうと思うと、ただただ唖然とします
旅先でXT1のシステムがD7000に比べて圧倒的に軽量
なのが一番良い点ですね