1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

「考試村」と「カップ飯」

2013-01-30 08:07:31 | 韓国語
'고시촌 'と'컵밥'  「考試村」と「カップ飯」

'고시촌 'というのは、司法試験や国家公務員試験を受験する受験生たちがまとまって住んでいる地域を指す言葉で、ソウル大学の近所にあるそうです。'고시촌 'には、国家試験用の専門学校や'고시원 '(考試院)と呼ばれる受験生用の賃貸住宅が密集していますが、ここの名物の一つが露店で売られている'컵밥'だそうです。

'컵밥'は、露天商たちが、一皿2000から3000ウォンで、キムチ焼き飯やオムライスなどの簡単な食事メニューをカップにいれて販売し始めて人気になりました。低価格ではやく食事をすますことができるので、国家試験を目指す受験生たちにとても人気があるそうです。

'고시촌 'と'컵밥'。この二つの言葉には、ノリャンジンにある「考試村」で、「カップ飯」を売る4つの屋台が、近隣商店の苦情によって強制撤去されたという「朝鮮日報」の記事で出会いました。ソウル市は、残りの50軒に対しても、今月末までに立ち退くよう通告を出したとのことです。

受験生同士が、そして中小零細商店同士が、生活のために争っている姿が目に浮かんで、朝からため息がでた記事でした。