1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

「LeftRightLeftRightLeft」(Coldplay)

2009-05-31 11:02:13 | 音楽
 コールドプレイのライヴ・アルバム『Left Right Left Right Left』がコールドプレイ
のWEBサイト(http://www.coldplay.com)から無料でダウンロードできるというメールを
もらって、朝からさっそくダウンロード。CDに焼き付けていま聴いています。

おもいだすわライブの熱気。昨日は、どうしようもないぐらいへこんでたけど、ちょっと気分
上向き。音楽の力に"fix you"(アルバムの最後から2曲目)された。



この蝶々、会場でいっぱい降ってきたよね。


「L'Image」(Mike Mainieri & Steve Gadd)

2009-05-24 13:02:03 | 音楽
 「L'Image」(Mike Mainieri & Steve Gadd)。今日は、先月発売されたこのCDを聴いています。

メンバーは、

Mike Mainieri 1938年生まれ ヴィブラフォーン
Warren Bernhardt 1938年生まれ キーボード
Steve Gadd 1945年生まれ ドラム
Tony Levin 1946年生まれ ベース
David Spinozza ギター たぶん今年60歳

の5人。平均年齢65.8歳。

1970年ぐらいからジャズ・フュージョン一筋にがんばってこられた方々ばかり。
肩の力が抜けた、ゆとりのある演奏をたっぷり聴かせてくれてます。

とくに、Mike Mainieri のヴィブラフォーン。空に昇ってゆくような軽やかさがあって
心の荷物が少し軽くなったような気もちになりました。

このバンド。今年の9月に開かれる 東京JAZZ 2009 で、上原ひろみと共演の予定。
このコンサートにはぜったい行きたい。マイレージ使って、東京への航空券ゲットしよっと。







韓国、双竜自動車労組 無期限スト

2009-05-23 08:33:37 | 経済指標メモ
今日の日経朝刊。韓国の双竜自動車の労働組合が、無期限ストにはいったという記事が
載っています。双竜自動車は、今年の1月に親会社の中国の上海汽車集団から十分な
資金援助を得られず、経営破綻。現在は、法定管理下(日本の会社更生法下)にあり
ます。

先月8日に、会社側が従業員の36%に相当する2646人を整理解雇する内容の経営
正常化案を発表。労働組合は「上海自動車が1兆2000億ウォンの投資の約束を守らず
危機が発生したのに、生産職の半分近くを解雇するというのはありえない。ストはもちろん、
中国遠征闘争も辞さず雇用を守りたい」「大株主の責任を労働者に転嫁するのは不当だ」
と主張し、22日より、京畿道平沢市にある本社工場の玄関をコンテナで封鎖し、無期限の
ストライキに突入しました。



写真は、東亜日報のウェッブサイトより。背中のスローガンは「我々は勝利する」



スローガンは「解雇は殺人である」



双竜自動車労組ハン・サンギュン委員長 写真は、聯合ニュースより
若い活動家やね。鉢巻のスローガンは「団結 金属 闘争」

日本をはじめ、世界中の働く人たちが雇用の不安に直面している今、自らが闘うことで
困難に立ち向かおうとしている双竜自動車の労働組合に、心より敬意を表したいと思いました。

ぐだぐだいわんと、僕らもがんばらなあかんよな。





「Jazz in the Garden 」(The Stanley Clarke Trio )

2009-05-07 22:24:45 | 音楽
 「Jazz in the Garden 」(The Stanley Clarke Trio )を聴いております。この
CDを買ってから1か月。最近お気に入りの一枚です。スタンリー・クラークの
ベースに、上原ひろみのピアノ、レニー・ホワイトのドラム。上原ひろみのCD
だと思って聴くと、ちょっとがっかりするかな。
 これは、Return To Forever のベイシスト、スタンリー・クラークのCDなのです。
上原ひろみもがんばってるんだけどなぁ。とりわけ10曲目のSOLAR、11曲目の
BRAIN TRAINING、12曲目のUNDER THE BRIDGE あたりは。でも、上原ひろみが
がんばると、それを上回るベースとドラムのパーフォーマンスが続きます。
スタンリー・クラークすごい、レニー・ホワイトもさすがって、そちらに耳が行くのです。
「だてに年はとってないよ」て感じがひしひし。僕も、若い才能のある人たちに
彼らのような姿勢で接してみたい(願望)、そんなふうに思うCDです。







「何もかも憂鬱な夜に」(中村文則)

2009-05-06 11:21:27 | 
「何もかも憂鬱な夜に」(中村文則)を読みました。

連綿と引き継がれてきた命について、
生きることの意味について、
死刑制度について、
深く考えさせられる本でした。

主人公の刑務官の命を救った恩師の施設長の言葉。、

「自分以外の人間が考えたことを味わって、自分でも考えろ」
「考えることで、人間はどのようにでもなることができる。・・・・世界に何の意味も
なかったとしても、人間はその意味を、自分でつくりだすことができる」

この言葉に、この本のエッセンスが集約されているように思いました。

同じく施設長の言葉

「お前は、何もわからん」
「ベートーベンも、バッハも知らない。シェークスピアを読んだこともなければ、カフカ
も安部公房の天才も知らない。ビル・エヴァンスのピアノも」
「黒澤明の映画も、フェリーニも見たことがない。京都の寺院も、ゴッホもピカソだって
まだだろう」
「お前は、まだ何も知らない。この世界に、どれだけ素晴らしいものがあるのかを。」

もっとたくさん本読んで、いい音楽も聞いて、映画も見て、心打たれる絵に会いたい。

建仁寺&キエフ

2009-05-04 08:18:11 | 日記
海北友松の雲龍図のデジタル複製画が完成。


 (写真は、神戸新聞より)

複製画と本物が合わせて見れるということで建仁寺に行ってきました。

複製画と本物がどれぐらい異なっているのか比べることができると
期待していったのですが、龍の顔の向きが違っていた。 
同じ絵ではなかったのです・・・ちょっとがっかり。

建仁寺は、やっぱり庭と俵屋宗達の風神雷神図。
潮音庭という庭、俵屋宗達の風神雷神図(デジタル複製画)が背景に見えて
とてもよかったです。
1時間ほど庭の前に座って、ぼーっとしていました。

昼ごはんは、加藤登紀子のお父さんが作った「キエフ」という
ロシア料理店で食事。ここに行くのも久しぶり。
鴨川の流れを見ながらたべるロシア料理は、とても風情がありました。