1日1日感動したことを書きたい

本、音楽、映画、仕事、出会い。1日1日感動したことを書きたい。
人生の黄昏時だから、なおそう思います。

三十三間堂&智積院

2009-04-29 22:39:36 | 日記
今日は、朝から快晴。家でゴロゴロしているのももったいないので
三十三間堂と智積院に行ってきました。

三十三間堂の仏像は、いつ見ても感動します。心が洗われたような気もちになりました。

風神・雷神像の力動感。神母天王像の静謐さ。老いさらばえた老人をモデルにしたバス仙人像のリアルな姿。
今日、心動かされたのはこの4体。

三十三間堂のあとは、智積院へ。長谷川等伯の障壁画「楓図」はすごかったです。
等伯の絵への執念のようなものが伝わってきました。しばらく絵の前から動けなかった。

岩下志麻のCMで有名な智積院の庭園もつつじが満開でとても美しかったですよ。

そんなわけで、気持リフレッシュの一日でした。


「all this time」(sting)

2009-04-25 22:07:03 | 音楽
家のCDをながめていたら、2001年の10月に発売されたスティングの「all this time」が
目にとまりました。

スティングが自宅の庭に200人ぐらいのファンを集めて行ったコンサートのライブ盤です。
このライブが開かれたのは、ニューヨークでの同時テロがあった2001年9月11日の夜。
人間とはなんて壊れやすいものなんだろうと歌った"Fragile"から始まって、"Roxanne"
や"Fields of Gold"や"Every Breath You Take"など、スティングの名曲がならびます。

ふだんは目に留まらないCDだけれど、なぜか今日は目にとまった。。。ほんの
ちょっぴりだけれど"It is written"(運命的なもの)を感じる。

ちなみに
It is writtenは、映画「スラムドッグ$ミリオネア」のキーセンテンス。

それにしても"Fragile"の歌詞、心にしみるなぁ。

On and on the rain will fall  いつまでもいつまでも雨は降りつづけるだろう
Like tears from a star まるで星が涙を流しているように
Like tears from a star まるで星が涙を流しているように
On and on the rain will say いつまでもいつまでも雨は語り続けるだろう
How fragile we are ぼくたちがどれほど壊れやすい存在であるかということを
How fragile we are ぼくたちがどれほど壊れやすい存在であるかということを






「わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ)

2009-04-23 19:36:17 | 
「わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ)を読みました。とても良い本でした。
「介護人」「提供」。最初の1ページからでてくる言葉の意味が、本を読み進むにつれて明らかになっていきます。

愛すること、支えあうこと、限りある命に向き合うこと。
僕たちは、生まれおちる境遇を選びとることができないこと。
それだからこそ、自分の人生を主体的生きようとすることがとてもかけがえのないものであること。

心にしみるテーマが、「介護人」の女性の回想で語られていきます。

この本の原題は、「Never let me go」と言います。「わたしを離さないで」・・・名訳だと思います。

黒人霊歌は生きている」という本に、Stand by me には、「立って行動の準備ができている状態で
そばにいてほしい」という強いニュアンスが含まれていると書いてあったけれど、

「Never let me go」からは、頼むから、私がどこにも行かないように、
つよく抱きしめていてというせつない想いが伝わってきます。

Never let me go.   ほんまにせつない言葉やね






明日までソウル

2009-04-21 20:10:23 | 旅行
明日までソウル。

昨日は、景福宮のすぐそばにある「土俗村」で、サンゲタンを食べて
今日は、インサドンで伝統茶を飲んで、ソルロンタンを食べて、
ソウルを満喫しています。
どちらも、おなかにとてもやさしい料理でした。
夜の飲み会は、一切お断りしているので、余分なストレスもなく
とてもリラックス。こんなソウルなら、何度もきたいなぁ。

一年半かけて育ててきた韓国での事業が、ようやく小さな芽をだしました。
円高とか、契約の問題とか、いろいろあったけど。

さてと、明日は、次の一歩に向けて

世界経済マイナス成長

2009-04-01 08:57:40 | 経済指標メモ
世界銀行とOECDが発表した2009年の経済予測が載っています(日経朝刊)。メモです。

世界銀行予測

世界全体  -1.7%
日本    -5.3%
米国 -2.4%
ユーロ圏 -2.7%
中国 6.5%
インド 4.0%
ロシア -4.5%
ブラジル 0.5%



OECD予測

世界全体  -2.7%
日本    -6.6%
米国 -4.0%
ユーロ圏 -4.1%
中国 6.3%
インド 4.3%
ロシア -5.6%
ブラジル -0.3%